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11月15日、安倍政権が衆院教基法特別委員会において、政府・与党の教基法改悪案の採決を強行しようとしていたまさにそのときに、全学連は国会前闘争に起ちあがった。翌16日には、衆院本会議における採決を阻止するために、全国から学生が結集し、国会・首相官邸に向けた戦闘的デモンストレーションを貫徹するとともに、国会前に集まった教育労働者をはじめとする労働者の方々と連帯し、国会前闘争をたたかいぬいた。 社共既成指導部は、小沢の民主党にすがりつき、「政府案反対の一点」での「院内共闘」を維持するために、「愛国心のおしつけ」に反対するという主張すら後景におしやってきた。こうした社共既成指導部の腐敗した対応を弾劾しつつ、全学連は国会前闘争・デモを戦闘的にたたかいぬいてきたのだ。 |
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| ◆11月15日 衆院教基法特別委員会での採決強行を許さず、国会前闘争をたたかいぬく | |||||
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| ◆11月16日 「教基法改悪案の衆院採決阻止!」国会・首相官邸に向け怒りの拳をたたきつける | |||||
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| ◆11月16日 衆院本会議採決を許さず、国会前に集まった労働者と連帯してたたかいぬく | |||||
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| 教育基本法改悪案の衆院採決を絶対に阻止しよう! すべての学生は衆院本会議採決阻止のデモンストレーションに起ちあがろう! すべての学生のみなさん! そして、連日国会前において教基法改悪阻止のためにたたかっているすべての教育労働者のみなさん! 安倍政権・与党は、わきあがる労働者・学生の反対の声を傲然とふみにじり、教育基本法改悪案を今月14日にも衆院において採決することを虎視眈々とねらっている。 この教育基本法の改悪こそは、アメリカとともに〈戦争のやれる国〉にふさわしく、お国のために命を捧げる「臣民」を育成する教育制度を確立することをその核心とする極反動攻撃にほかならない。 全学連はいまこそ訴える! 「四野党共闘」の尻押しにあけくれる既成指導部翼下の運動を雄々しくのりこえ、労働者・学生の団結した力で、教育基本法改悪案の衆院採決を阻止するために、不退転の決意でたたかおう! ◆愛国心教育の制度化を許すな! 政府・与党は教基法改悪案に、「国と郷土を愛する態度の涵養」なるものを「教育の目標」として掲げた。 安倍政権は目下、ブッシュ政権とともに、核実験を強行した金正日の北朝鮮にたいする臨検=戦時経済封鎖に突進している。これは、憲法九条を現実的にふみにじり集団的自衛権の行使にふみだすことを意味する。そしてこれを土台として安倍政権は憲法そのものの改悪へと突き進もうとしているのだ。安倍は首相として史上初めて「自分の任期中に憲法改正をめざす」と豪語したではないか。アメリカとともに戦争をやる日本≠愛し、この日本に命を捧げる「臣民」を育成するために、愛国心教育を制度化する―これが教基法改悪の攻撃の本質なのだ。 安倍のブレーンであるファシスト中西輝政(京大大学院教授)は吠えている。「二十一世紀の国防は、徴兵制を敷かなくとも国民が続々兵士に志願するようでなければおぼつかない」「北朝鮮や中国が動乱を引き起こしかねない今、あえて死地に向かっていく志を持った日本人が必要だ」と。これは政府権力者の本音をあけすけに代弁するものでなくしてなんであるか。 私たちは想起しないわけにはいかない。かつて、日本の学生・青少年が、「一旦緩急あれば義勇公に奉じ……(有事の際には国家に命を捧げよ)」と謳った「教育勅語」の精神をたたきこまれ、まさに「死地に向か」うことを余儀なくされた、あの痛苦な歴史を。 政府・与党の教育基本法改悪案こそは、現代版の「教育勅語」というべきものではないのか! ◆「教育再生」の名によるネオファシズム的教育再編をうちくだけ! すべてのみなさん! 教基法の改悪と同時に、すでに安倍政権は「教育再生」という名の教育の反動的再編の攻撃をうちおろしている。 安倍の肝いりでつくられた「教育再生会議」においては、―新自由主義にもとづく学校の選別・淘汰を図る諸制度の導入とともに―第一の課題として「教員免許更新制」の導入がかかげられた。この攻撃の核心は、愛国心教育を担う・政府に従順な教師をつくりだすとともに、政府の「教育改革」に抵抗する教員を教育現場から排除することにある。それだけではなく、教育労働者の団結の拠点である労働組合を破壊・根絶するという悪辣なもくろみにつらぬかれてもいるのだ。 自民党政調会長・中川昭一は憎々しげに言った。「デモで騒音をまきちらす教員」は「免許剥奪だ」と。国家に刃向かう教員はクビだ! とこの男は公然というのだ。政府権力者のすすめる「教育改革」のファシズム性が、この中川の発言にグロテスクにしめされているではないか! 安倍式の教育の反動的再編を、私たちは断じて許してはならない! ◆共産党翼下の「四野党共闘」尻押し運動をのりこえてたたかおう! 共産党の不破=志位指導部は、小沢の民主党が「ある程度のところで採決に応じる」と公言しているにもかかわらず、民主党主導の「四野党共闘」への期待を他力本願よろしくあおりたてている。教基法改悪阻止のたたかいを、このような「四野党共闘」尻押しへとねじまげることを許してはならない。 共産党中央はまさにこのような民主党との「共闘」を自己目的化するがゆえに、方針上は教基法改悪反対の方針から憲法改悪反対も、いわんや安保の強化に反対することも完全に欠落させている。安倍政権が、〈戦争のやれる大日本帝国〉として名実ともにのしあがるために、憲法および教基法の改悪、さらに日米新軍事同盟の強化の攻撃を一体的にしかけてきているときに、共産党の方針はまったく無力なものでしかない。 そればかりではない。共産党中央は、北朝鮮にたいする米日の「制裁」を翼賛し、権力者があおりたてている反北朝鮮の民族排外主義に呼応してさえいるのだ。安倍政権はいま、北朝鮮への労働者・学生の敵愾心をあおりたてながら、愛国心教育を制度化するための教基法の改悪に拍車をかけている。この現局面にあって、共産党中央の対応は敵に塩を送るにひとしい犯罪行為ではないか! こうした共産党翼下の反対運動をのりこえ、教基法改悪阻止の火柱を高々ともえあがらせよう! ◆労学の実力で教基法改悪をうちくだけ! 全学連はすべての学生と労働者のみなさんに訴える! 日本を〈戦争をやる国〉にさせてはならない! 戦争を知らない戦争好き≠フ安倍政権が、すでに中間選挙での共和党の惨敗によって死に体と化したブッシュ政権になおもつきしたがって、日本の未来を戦争と暗黒にたたきこむなどということを、断じて許してはならない! いまこそ労働者と学生の連帯した力で、教基法改悪阻止の声を安倍政権にたたきつけよう! 教基法改悪反対を、憲法改悪反対、米日両政府による対北朝鮮臨戦態勢の強化反対、日米新軍事同盟強化反対と一体的にかかげ、〈反戦反安保・ネオファシズム的反動化阻止〉の闘いとして爆発させよう! 教基法改悪案の衆院採決を実力で粉砕するために、すべての学生は国会・首相官邸に向けたデモンストレーションにたちあがろう! 労働者の皆さん、スクラム固く、ともにたたかわん! (2006年11月10日) |
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