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12月上旬、安倍政権が教基法改悪案を参院で可決=成立させようとしていたまさにそのときに、全学連は、国会前に集まった多くの労働者の方々と固く連帯し、「教育基本法改悪阻止! 参院採決阻止!」のシュプレヒコールを国会周辺に轟かせた。 許し難いことに日教組・森越執行部は、右派イデオローグの日教組バッシングに屈服して、「座り込みはもうしません」と宣言し、闘いを上から抑圧してまわった。日共中央は、民主党中心の「政府案廃案の一点での四野党共闘」に依存して「慎重審議」を政府に求める運動に闘いを歪曲してきた。こうした既成反対運動指導部の犯罪性を満天下に暴きだしつつ、全学連は闘争を戦闘的に牽引しぬいたのだ。 |
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| ◆12月7−8日 教基法改悪案の参院採決を阻止するために、国会前闘争に決起 | |||||
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| ◆12月8日 日比谷野音に結集した日教組組合員12000人に熱い檄を送る | |||||
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| ◆12月14日 国会前に集まった労働者と連帯し、参院特別委での採決を許さずたたかいぬく | |||||
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| ◆12月15日 参院本会議採決を許さず、九時間にわたる激闘をたたかいぬく | |||||
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| 教基法改悪案の参院での採決強行を絶対に阻止しよう! 12・7─8国会前闘争に起ちあがろう! みなさん! 情勢は切迫している! 安倍ネオ・ファシスト政権は、8日にも参院教基法特別委員会における採決を、さらには参院本会議における採決をも強行し、政府・与党の教基法改悪案を可決=成立させることをたくらんでいる。「国や郷土を愛する態度を養う」ことを「教育の目標」として明記した、この政府案こそは、政府・文科省の統制のもとに青少年に愛国心教育をおこなうことを教員に強制し、同時に愛国心教育を十全に担う教員を育成する制度を確立することを狙った反動的な法案にほかならない。 すでに安倍政権は、4日、6日と全国計6カ所において公聴会を連続的に強行し、与党の議席にものをいわせて、強行採決のときを今やおそしと待ちかまえている。みなさん! 今が正念場だ。教基法改悪を実力で阻止するために、全国各地から国会前に集まろうとしている教育労働者をはじめとする労働者のみなさんと連帯し、12・7─8国会前闘争に決意も固く起ちあがろう! ◆愛国心教育の制度化を許すな! 安倍政権の言う〃愛すべき国〃とは一体いかなる国なのか? それは、アメリカとともに「戦争をやる国」にほかならない。 すでに安倍政権は、北朝鮮の核実験を口実としてアメリカとともに対北朝鮮臨戦態勢の強化にふみだした。彼らは、北朝鮮船に対する臨検をおこなう際には米軍と一体となって自衛隊が武力を行使するという腹を固め、現に日米共同の軍事演習を強行してきた。同時に彼らは、米日共同の軍事行動に法的根拠を与えるために、集団的自衛権の行使を現行憲法において認められているものであるかのようにおしだすとともに、自衛隊の海外派兵を「本来的任務」に位置づけ直すことを核心的内容とする防衛庁の省への格上げにかんする法案を今国会において成立させようとしているのだ。 こうした「戦争をやれる国」のもとに労働者・学生を国民として一元的に統合するためにこそ、安倍政権は、愛国心教育を政府・文科省の統制のもとで強権的におしすすめる制度をつくりだすことを策している。まさにそのために彼らは、「(現行の)日本国憲法の精神にのっとり」「真理と平和を希求する人間の育成」をうたった〃教育の憲法〃たる現行教基法を否定し、「国や郷土を愛する態度を養う」ことを「教育の目標」とする教基法改悪案を今国会においてなにがなんでも成立させようとしているのだ。彼らが教基法改悪の、その先に狙いを定めているのは、まさに〈戦争放棄・戦力不保持・交戦権の否認〉をうたった第9条の破棄を核心とする現行憲法の改悪そのものなのだ。 安倍政権は、愛国心を植えつける教育を正当化するために、「(愛する対象としての)国」とは「悠久の歴史をもった日本という土地柄」であり、「そこにはわたしたちの慣れ親しんだ自然があり、祖先があり、家族がいて、地域のコミュニティがある」などとおしだしている。こうして「家族」や「郷土」にたいする愛着心を喚起しつつ、「家族愛」や「郷土愛」を意図的に「愛国心」と重ね合わせ「『私』=家族への愛も『公』=国家への愛につうじる」と強弁し、この愛すべき国家のために命をも投げ捨てることを「美しい心」としておしだしている。しかも、この日本国家の「悠久の歴史」は「天皇を縦糸として織られてきた長大なタペストリー」だと描き出す。それはまさに、天皇制イデオロギーを核心とする今日版の日本ナショナリズムの煽りたて以外のなにものでもない。 だが、みなさんは知っているだろうか? かつて「教育勅語」にもとづく学校教育によって、多くの若者たちが「忠君愛国」の精神を叩きこまれ、朝鮮・中国・東南アジアへの侵略戦争に駆りたてられていったことを。「個人の生活も家の生活」も「郷土」も天皇を中心とする「一大家族国家」に属するものと教育され、日本の多くの民衆が「お国のため」の名のもとに侵略戦争に駆りだされたことを。天皇制ボナパルチズム権力は、実に2000万人ものアジア人民を殺戮し、300万の日本の労働者人民もまた、その命を落としたのである。こうしたアジア諸国にたいする植民地支配と侵略戦争という暗黒の歴史については、歴史教育から、その一切合財を抹消しつつ、「愛国心」を宣揚しているのが安倍政権なのだ。絶対に許すことはできない。 ◆「いじめ自殺」を活用しての「教育改革」の正当化を許すな! そればかりではない。安倍政権は、政府・文科省による教育の統制を正当化するために、「いじめ自殺」問題や「未履修」問題を積極的に逆用して、あろうことか「文科省が教育現場を十分統制できない現在の制度を改めるべきだ」「国家による教育の統制が必要だ」とがなりたてている。教基法改悪や安倍式「教育改革」に反対する運動を叩きつぶすために、政府・文科省は、国会前座りこみ闘争を連日くり広げている日教組の労働者にたいして、右派イデオローグを活用し、〃いじめ問題を放置して座りこみをやるとは何事だ〃〃政治運動にうつつをぬかす日教組が学校の崩壊を招いたのだ〃と許しがたい悪罵を投げつけている。 だが、「いじめ問題」が今ほど深刻なものになっているのは一体なぜなのか? 小泉・安倍の自民党政府が、子どもたちを競争に駆りたてるような教育政策をとってきたからではないか。ごく一握りの〃できる子〃や裕福な家庭の子どもだけを選別してエリートに仕立てあげ、残りの大多数の子どもたちは国家や企業に従順に従う「実直な精神」だけを植えつければよい──こうした小泉・安倍の教育政策のもとで、子どもたちは、他者への思いやりの心を育むことすら十分になされず、「勝ち組」に成り上がるための競争に駆りたてられているのだ。そして、子どもたちを教育する教員自身も、「学校選択制」が導入され学校間競争が煽りたてられるなかで、エリート育成教育に忙殺され、子どもたちと十分に接するゆとりすら失われているのだ。今日の教育現場の荒廃は、あげて小泉・安倍の自民党政府のもとでの教育政策にこそ、その原因があるのであって、〃文科省が統制していないから学校が荒れているのだ〃とか〃政治運動にかかわる教員が学校の崩壊を招いた〃とかと言いなすのは、まさに許しがたいデマゴギーでしかない。 そもそも、イラクのムスリム人民を虫けらのごとく殺戮してきたブッシュ政権につき従ってイラク軍事占領に加担し、北朝鮮の〃将軍様〃=金正日による核実験という暴走を口実にして、北朝鮮人民を飢えと寒さに叩きこむことをもいとわずに「経済制裁」を強行してきたのが、小泉・安倍の自民党政府ではないか。この政権がさもさもらしくいじめの問題を語り、〃命の大切さ〃を語る資格などありはしないのだ。いや、彼らこそ、子どもたちに〈他者〉である他国の人民を憎む心を日々植えつけている張本人なのだ。現に見よ! みずからの著書『美しい国へ』において、アメリカこそが「絶対権力を持つ怪物、リヴァイアサン」であり、アメリカに歯向かう国家や諸勢力にたいしては「多様な価値観」を認めることすらなく、「力の行使をけっして畏れてはならない」というネオコンの野蛮な思想をみずからのものとしているのが安倍ではないか。 ◆小沢民主党依存の「慎重審議要求」運動をのりこえて闘おう! みなさん! 教基法改悪案の参院教基法特別委での採決、参院本会議での採決を絶対に阻止するために、今こそ国会前闘争に起ちあがろう! 日教組に結集している労働者のみなさんは、〃国会前での座りこみはもうやらない〃と言い放った日教組本部の抑圧に抗して、全国から国会前に集まろうとしている。「連合」指導部が教基法改悪に反対する運動を完全に放棄しているなかで、日教組本部を下から突きあげつつ教基法改悪反対の運動をつくりだしているのだ。彼ら教育労働者をはじめとするたたかう労働者のみなさんと連帯し、国会を「教基法改悪阻止!」の怒りの渦で包囲しよう! 日本共産党中央は、「『やらせ質問』、未履修問題、いじめ自殺の三つの問題で‥‥徹底審議をおこなうこと」を国会内で政府に要求することに闘いを解消してしまっている。彼らは、「国を愛する心の涵養」を謳った代案を提示している小沢の民主党との「共同」を自己目的化しているゆえに、現時点においては、「愛国心の押しつけ」や「海外で戦争する国にふさわしい人づくり」に反対するという主張も、さらには「日米同盟の侵略的強化に反対する」という主張も意図的に後景におしやっているのだ。「四野党共闘」の一員に加えてもらったことに舞いあがり、小沢の民主党にぶら下がっているのが不破や志位らの共産党中央なのだ。 いやそもそも、「愛国心の押しつけ」反対の内実は、せいぜい「内心の自由の侵害」に反対するというものでしかなく、「海外で戦争する国にふさわしい人づくり」反対の内実は、「自衛」のための戦争も自衛隊の海外での「平和的活用」も認めることを前提としたものでしかない。安倍政権が「北の脅威」などと称して民族排外主義を煽りたてつつ「国を守る」ために命を投げだすことを煽りたてている、まさにこのときに、北朝鮮にたいする「経済制裁」については双手をあげて賛成したのが共産党中央である。愛国心を宣揚するための反北朝鮮の民族排外主義の煽動にたいしてなんら抗しえないばかりか、それの片棒を担いでいるのが共産党中央なのだ。こうした彼らの対応こそは、北朝鮮への日本の「経済制裁」の強行や、自衛権の行使なるものを、現存日本国家の「国家主権」の防衛を是認するという立場から、日本の「国益」にかなうものとして積極的に容認するほどまでに腐敗を深めているからにほかならない。 みなさん! 私たちは今こそ共産党系の民主党依存の「慎重審議要求」運動をのりこえ、教基法改悪案の参院での可決=成立阻止の闘いに起ちあがろう! 安倍政権による教基法改悪の攻撃は、〃アメリカとともに戦争をやる大日本帝国〃にふさわしい国家総動員体制をつくりだすための一環としてしかけられている。まさにこの教基法改悪の攻撃は、米日の対北朝鮮臨戦態勢の強化や日米新軍事同盟強化の攻撃と一体的にしかけられているものであり、私たちは教基法改悪阻止の闘いを〈反戦反安保・ネオファシズム反動化阻止〉の闘いとしてたたかおう! 12・7─8国会前闘争にすべての学生は起ちあがろう! (12月6日) |
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