北朝鮮・金正日政権による核実験弾劾!
米日の対北朝鮮臨戦態勢の恒常化=強化反対!

10・22 労働者・学生統一行動を実現

◆戦争瀬戸際政策による金正日政権の暴走を許すな!
◆米日英豪軍による対北朝鮮「臨検」=戦時経済封鎖を許すな!
◆中国・ロシアの対米対抗の核軍事力増強反対!
◆安倍ネオコン政権による民族排外主義の煽動を許すな!
◆南北朝鮮の統一をめざしてたたかう朝鮮・韓国人民と連帯してたたかおう!
◆日米新軍事同盟の強化反対!
◆憲法改悪絶対阻止! 教育基本法の改悪阻止!
◆「制裁」翼賛運動に堕した日共系平和運動をのりこえてたたかおう!
 10月22日、私たち全学連の学生は、反戦青年委員会に結集する労働者の方とスクラム固く、「北朝鮮・金正日政権による核実験弾劾!」「米日の対北朝鮮臨戦態勢の恒常化=強化反対!」「日米新軍事同盟の強化反対!」「憲法・教育基本法改悪阻止!」を掲げ、アメリカ大使館、国会・首相官邸にたいするデモを貫徹した。
 安倍政権は、北朝鮮にたいする「制裁」の名のもとに戦後初の武力行使にふみきるハラを固め、ブッシュ政権とともに現に臨戦態勢に突入している。だがこのときに、日共中央は国連安保理決議を全面賛美し、北朝鮮にたいする「制裁」を翼賛しているのだ。この腐敗しきった日共中央を弾劾し、日共系「制裁」翼賛運動をのりこえて、わが労学はたたかいぬいたのだ。

北朝鮮・金正日政権の核実験弾劾!
米日英軍による「臨検」という名の対北朝鮮軍事行動を許すな!
憲法・教育基本法の改悪阻止!
10・22労働者・学生統一行動に起ちあがろう!



 すべての学生のみなさん!
 十月九日午前、北朝鮮の金正日政府が初の地下核実験を強行した。この反人民的な戦争瀬戸際策を、二度にわたる核の惨禍を刻み込まれた日本に生きる私たちは、絶対に許すわけにはいかない!
 この核実験に激怒したアメリカ権力者は、採択された北朝鮮制裁の国連安保理決議1718を錦の御旗として、日本権力者を従えつつ報復的制裁にうってでようとしている。飢えに苦しむ北朝鮮人民をさらにしめあげる金融経済制裁に突進するとともに、日本軍、イギリス軍などを動員して「臨検」を強行することをたくらんでいるのだ。この臨検こそは、海・空を制圧しての強制的な船舶立ち入り検査であり、事実上の軍事行動にほかならない。
 すでに米日の金融制裁下で経済的・政治的危機にあえぐ金正日政府がついに開始した大暴走と、これにたいする米日の報復的制裁。これによって、いまや朝鮮半島における戦乱勃発の危機が一挙に高まっているのだ。いや、ここ東アジアを発火点とした世界戦争、熱核戦争の危機さえもが忍び寄っているといわなければならない。もはや一刻の猶予もならない! 
 私たちは、北朝鮮金正日政府の核実験強行を断固として弾劾するとともに、「臨検」という名の米日共同の対北朝鮮軍事行動に反対してたちあがらなければならない。安倍=日本版ネオコン政権が、対北朝鮮の武力行使に現実に参戦する国家として登場しようとしていることを許すな。この政権がうちおろす、憲法・教育基本法改悪をはじめとするいっさいの極反動攻撃を粉砕せよ!
 10・22労働者・学生統一行動に結集しよう!

北朝鮮核実験弾劾! 
「臨検」という名の対北朝鮮軍事行動を阻止せよ!

 北朝鮮の金正日一族は、直接的にはアメリカを二国間交渉のテーブルにひきだすために、そして根本的には「先軍政治」と称するみずからの専制支配を護持するために、今回の地下核実験を強行した。断末魔の金正日政権によるこの対米戦争瀬戸際策は、米日の軍事的強硬策をよびおこし、朝鮮・アジア人民を戦乱にたたきこむきわめて反人民的な暴挙なのだ。しかもこの核実験は、北朝鮮人民を飢餓線上にたたきこみながら、彼らの犠牲のうえに、金一族と官僚層の利害を防衛するためにのみ強行されたものなのだ。金一族はこの核実験をさらに強行するかまえを見せてもいる。絶対に許してはならない!
 この核実験に震撼させられたブッシュ帝国はいま、中国・ロシアを抱き込み採択させた安保理決議をタテにして、日本、イギリスをまきこんで船舶への臨検という強硬策にうってでようとしている。すでにそのために、米軍は横須賀基地からイージス艦カーティス・ウィルバーをはじめとする艦船を日本海に展開させているのだ。アメリカ権力者は、北朝鮮の核基地への先制的な空爆の態勢をもとっている。
 そして日本政府は、この臨検を「後方支援」と称してみずから率先して担っていくために、「周辺事態法」を史上初めて適用しようとしている。しかも、多国籍軍とともに臨検をおこなうための特別措置法の制定をももくろんでいるのだ。
 米日英をはじめとする多国籍軍が、その圧倒的軍事力でもって共同で臨検を遂行し、これにたいして北朝鮮船が反撃するならば、ただちに帝国主義的侵略戦争の炎が日本海上にもえあがるであろう。この帝国主義権力者の、文字通りの戦争挑発を許してはならない。
 米日権力者は「北朝鮮の核実験は国際の平和と安全にたいする最大の脅威」(米国連大使・ボルトン)と叫ぶ。盗人猛々しいとはまさにこのことだ。「一超」軍国主義・アメリカの権力者は、すでにアフガンやイラクの地に「準核兵器」劣化ウラン弾を雨あられと注ぎ込み、これらの国を半永久的な放射能禍にたたきこんでいるではないか。それだけではない。実戦に使用できる小型核兵器の開発・配備を―「統合核作戦ドクトリン」にのっとって―着々と進めているではないか。そして自民党の政調会長・中川は、「日本も核兵器保有を議論すべきだ」「北朝鮮のような思考回路の異なる国は撲滅すべきだ」などと吠えたてはじめた。戦争狂の本性をむきだしにして、ネオ・ファシスト権力者どもが暴走を開始したのだ。
 他方、金正日の暴走に手を焼く中国の胡錦濤政権は、対北制裁の安保理決議に―わずかばかりの修正をくわえさせたことをもって―賛成した。こうした政治的駆け引きの背後では、米日の戦争放火によって朝鮮半島において戦乱がいまにも勃発するであろうことをみこして、人民解放軍を動員し北朝鮮との国境の封鎖をおこなっているのが中国権力者なのだ。
 いま私たちがたちあがらなければ、核の炎による人類滅亡の危機すらもがもたらされかねないのだ。私たちは、いまこそ北朝鮮の核実験を弾劾するとともに、米日の対北朝鮮軍事行動を不退転の決意で阻止しよう!
 米日両権力者はこのような対北朝鮮の強硬策をつきつけながら同時に、北朝鮮やその背後の中国への侵略戦争をもかまえて、弾道ミサイルを無力化することを目的としたMD(ミサイル防衛)システムの開発・配備に突進している。すでに沖縄の労働者・学生の反対の声を傲然とふみにじり、米日政府は地対空迎撃ミサイル「PAC3」本体部品の沖縄への搬入を強行した。さらに、海上型迎撃ミサイル「SM3」の自衛隊イージス艦への搭載を前倒ししようとしているのが日本政府・防衛庁なのだ。日米新軍事同盟にもとづく、このような米日の戦争遂行体制構築に反対しよう!
 そして私たちは、安倍政権による憲法・教育基本法の改悪に断固として反対しよう!
 政権発足直後から「集団的自衛権行使にかんする研究」を叫んできた安倍政権。この政権がいま、研究どころか、対北朝鮮の「臨検」への参加というかたちにおいて現実的に集団的自衛権行使への突進を開始したのだ。この対北朝鮮軍事行動への参戦を既成事実として、さらに憲法そのものの改悪をなしとげようとしているのが安倍政権なのだ。このことを私たちは許してはならない。今国会における、憲法改悪のための国民投票法制定を阻止せよ!
 しかも安倍政権は、改憲をまたずして、この対北朝鮮軍事行動を担う〈大日本帝国〉のために死ねる心≠青少年に注入するために、教育基本法の改悪を今国会においてなしとげようとしている。日本人民を根こそぎ対北朝鮮軍事行動に動員していくための教育制度創出の攻撃こそが、この教基法改悪であり、それは憲法改悪と一体の攻撃なのだ。このことを満天下にあばきだし、憲法・教育基本法改悪阻止の火柱をぶちあげよう!

米日の対北朝鮮強硬策に棹差す日共中央を弾劾したたかおう!
 

 このいよいよ高まる戦乱的危機のまっただなかにおいて、「平和運動のリーダー」ヅラをしている共産党中央は、だがいったい何をやっているのだ!
 一万人の労働者が憲法や教基法の改悪にたいする危機感に燃えて集まった「10・14教基法改悪反対大集会」の場において、発言にたった委員長・志位は、北朝鮮の核実験について一言たりとも発言しなかった。いわんやこれにたいする米日の強硬策に反対すべきことも、いっさいよびかけなかったのである。朝鮮半島における戦乱勃発の危機が切迫しているこの局面にあって、このことじたいが度し難いていたらくではないか! そもそも共産党の国会議員団は、北朝鮮に対する衆参両院の非難決議にもろ手を上げて賛成し、これを全会一致で可決させるという立ち回りを演じた。対北「制裁」をうたった国連安保理決議をも―中国がこれに賛成したことをみてとって、まさに中国の手先よろしく―「歓迎する」と表明した。米日権力者の北朝鮮への軍事的挑発をまったく問題にすることなく、である。これはまさしく、帝国主義権力者どもの対北朝鮮強硬策に棹差す大犯罪なのだ! 日米新軍事同盟の侵略的本質が満天下に露出している今日このときに日共中央がとっているこの対応。これこそはまさに、日本防衛という安保条約のタテマエどおりの運用≠政府に要求してきた彼らの腐敗・反人民性を赤裸々に示すものではないか。
 私たちは共産党中央翼下の反対運動の壊滅状況を断固としてのりこえ、〈金正日政権の核実験弾劾! 米日英軍による「臨検」という名の対北朝鮮軍事行動阻止!〉のたたかいに今こそ起とう。「周辺事態法」の適用にもとづく、民間労働者の対北軍事行動への総動員を絶対に許すな! 安倍政権がうちおろす憲法改悪・教基法改悪の攻撃は、「臨検」という名の米日共同の対北朝鮮軍事行動=戦争挑発とまさに一体の攻撃である。この権力者の一大攻撃をうちくだくためにたちあがれ!
 私たちはこのたたかいのただなかで暴きだすのでなければならない。北朝鮮に生きる人民は、スターリン主義者の末裔である金正日一族の支配・抑圧のもとで苦しめられているだけではない。ブッシュ政権を中心とした帝国主義権力者がしかけてきた経済制裁によっていっそうの困窮を強いられ、その上新たな戦乱にたたきこまれようとしている。まさにこれは、米中新対決のはざまにおける北朝鮮の人民の悲劇なのであって、この悲劇は、二十世紀後半の帝国主義とスターリン主義とによる世界分割支配のもとで朝鮮半島が南北に分断されたことに歴史的淵源をもつのだ。それにもかかわらず帝国主義権力者どもが、北朝鮮の特権官僚層と勤労人民との対立を隠蔽して、中川のように北を撃て∞北を撲滅せよ≠ネどと煽情的に叫ぶことほど、許しがたいことはない。帝国主義国家権力者の非人間性がここに露骨にしめされているではないか。
 私たち日本の学生は、日本権力者による反北朝鮮・ウルトラ民族排外主義の鼓吹を断じて許してはならない。このような排外主義の煽動に膝を屈し唱和する既成反対運動をのりこえ、プロレタリア国際主義にたった日朝人民の真の連帯を創造するためにたたかおうではないか!
 ブッシュ帝国に追随し、日本を戦争と暗黒にたたきこむ安倍=日本版ネオコン政権の打倒をめざしてたたかおう!
 すべての学生は、たたかう労働者とともに、10・22労働者・学生統一行動にたちあがろう! (10月17日)
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