憲法改悪阻止! 国民投票法制定阻止!
日米新軍事同盟の強化反対!

1・27 国会包囲デモを貫徹

◆集団的自衛権行使の合憲化反対!
◆キーンエッジ阻止! ヤマサクラ51阻止!
◆中国・ロシアの対米対抗の核軍事力増強反対!
◆イラクへの米軍増派反対! イラク人民虐殺を許すな!
◆ネオ・ファシズム的反動化阻止!
◆日共系の「反安保」なき護憲運動をのりこえたたかおう!
◆安倍政権打倒をめざしてたたかおう!
 1月27日、私たち全学連の学生は、「憲法改悪阻止!」「日米新軍事同盟の強化反対!」を掲げ、国会・首相官邸・アメリカ大使館にたいするデモンストレーションに起ちあがった。
 おりしも前日の26日には、首相・安倍が施政方針演説をおこない、「憲法を頂点とした戦後レジームを大胆に見直す」とぶちあげ、みずからの手で改憲をなしとげる意志をあらためて示した。この安倍政権にたいする怒りに燃えて、全学連はたたかいぬいた。
 日共中央は、参院選に向けて議会政党としての生き残りに汲々となり、もっぱら票田開拓にうつつをぬかしている。こうした既成反対運動指導部の犯罪性を満天下に暴きだしつつ、全学連は、07春闘をたたかう革命的・戦闘的労働者と連帯して、〈反戦反安保・ネオファシズム的反動化阻止〉の炎を首都中枢に燃えあがらせたのだ。

憲法改悪阻止! 国民投票法制定阻止!
日米新軍事同盟の強化反対!
1・27国会包囲デモに起ちあがろう!



 すべての学生のみなさん! 首相・安倍は、年頭の記者会見において「私の内閣で憲法改正を目指す」と、戦後の首相として初めてみずからの任期中に改憲をおこなう意志を公然と表明した。閣僚のスキャンダル・不正経理を相次いで暴露され早くも政権がダッチロールを開始しているなかで、このヨレヨレぶりをおし隠すために、年頭からキンキン声をはりあげて改憲を叫びたてたのが、ボンクラ首相・安倍にほかならない。
 時あたかも、「21世紀の超大国」をめざす胡錦濤の中国が、プーチンのロシアと結託しつつ全世界において反米包囲網を形成し、アメリカの「一超」世界支配を突き崩しつつある。この台頭する中国にたいして、落日のブッシュ政権は、ますます危機意識を高ぶらせ、中国・ロシアを封じ込めるためのアメリカ同盟体制の再構築に躍起になっている。このブッシュのアメリカと心中する道を選びとり、日本国家をアメリカとともに「戦争をやる大日本帝国」に飛躍させるために憲法改悪に突き進もうとしているのが安倍政権なのだ。
 彼らは、「集団的自衛権の行使」にかんしては、ブッシュ政権の強力な要請に応えて、憲法の明文改定を待たずして、解釈変えをもって合憲化にふみきろうとしている。それとともに安倍政権は、1月25日開会の通常国会において国民投票法の制定を強行しようとしている。民主党の改憲推進派議員をも抱き込みつつ安倍政権は、予算案成立後ただちに法案を国会で成立させようとしているのだ。
 みなさん! 事態は切迫している。いまこそ、統一地方選・参院選に向けた選挙宣伝に埋没する既成反対運動をのりこえ、「憲法改悪阻止! 国民投票法制定阻止! 日米新軍事同盟の強化反対!」の闘いを全国の学園から大きくつくりだそう!

◆改憲・国民投票法制定を絶対に阻止しよう!

 安倍政権が推し進めようとしている憲法改悪の核心は、「戦力不保持」「交戦権の否認」をうたった現行憲法9条2項を完全に破棄し、「自衛軍」という名の日本国軍の保持と、この軍が「国際社会の平和と安全を確保」するための活動をおこなうことを明記することにある。ここに貫かれているのは、落日の「一超」軍国主義帝国アメリカに付き従い、このアメリカが遂行する侵略戦争に日本国軍を参加させるという国家意志にほかならない。
 安倍政権は、前首相・小泉がブッシュとともにうたいあげた日米同盟の「グローバル・アライアンス(地球大的同盟)」への転換の契り(昨年6月、日米首脳会談)にもとづいて、日米軍事同盟を対中国・対ロシアの攻守同盟として強化するとともに、この日米新軍事同盟に見合うかたちで新憲法を制定しようとしているのだ。
 こうした憲法改悪をみずからの任期中になんとしてもなしとげるために、安倍政権は今国会において国民投票法の制定を強行しようとしている。
 この国民投票法は、国民投票の手順を定めるための単なる手続き法ではない。
 まず第一に、国民投票法案においては、有権者総数の過半数ではなく投票総数の過半数の賛成があれば、国民は改憲を承認したものとみなすとされ、かつ最低得票率すら定められていない。これは、政府・自民党による現行憲法96条の得手勝手な解釈以外のなにものでもない。このことは、たとえば有権者の1〜2割の賛成票があっただけでも国民が改憲を承認したとされることを意味するのだ。
 第二に、法案では、各政党が改憲をめぐる意見をテレビやラジオ、新聞等を使って無料で広告することができるとされているのであるが、その場合の放送時間や新聞広告の大きさ、回数は、政党に所属する衆参両院の議員数にふまえて定められるとされている。つまり、自・公・民あわせて改憲派議員が9割を超える現状にあっては、改憲推進の主張がテレビ、ラジオ、新聞をつうじて洪水のごとく流されることになるのだ。
 しかも、国もしくは地方公共団体の公務員や教育者は、「その地位を利用して」国民投票運動をすることができない、とされている。これが第三の問題である。自治体の労働者や教育労働者が改憲反対運動をおこなうことを「地位を利用」したものとして禁じるというのだ。このかん改憲反対運動を展開してきた自治労や日教組の労働者の闘いを封じこめるために、安倍政権はこのような規定を盛りこもうとしているのだ。
 まさに政府・自民党の国民投票法案は、改憲反対運動を弾圧し改憲推進の大宣伝をおこなうシステムをつくりだすものにほかならない。いまこそ、改憲に道を開く国民投票法の制定を阻止するために、すべての学生は起ちあがろう!

◆日米新軍事同盟の強化反対!
◆ネオ・ファシズム的反動攻撃を許すな!


 憲法改悪の策動と直接一体のものとして、安倍政権は、ブッシュ政権とともに対中国の侵略戦争遂行体制の構築に突進している。
 いまやブッシュ帝国はイラクのムスリム人民の決死のレジスタンスに完全に敗北し、占領の破産を突きつけられた。それとともに、胡錦濤の中国が―アフマディネジャドのイランとチャベスのベネズエラを抱き込みつつ―全世界に反米包囲網をはりめぐらし、アメリカの「一超」支配を突き崩しつつある。この窮地をのりきるために、〃属国〃日本の安倍政権を頼みの綱としてアメリカ同盟体制の再構築に狂奔しているのがブッシュ政権にほかならない。
 このブッシュ政権にあくまでも付き従い、安倍政権は、日米軍事同盟をNATO同盟とリンクさせ、もって日米軍事同盟の対中国・対ロシア攻守同盟としての強化に突進している。1月12日に安倍は、日本の首相として初めてブリュッセルのNATO本部で演説し、「自由」「民主主義」という「普遍的価値観」を共有する国との「連携強化」をうたいあげようとしている。まさに時代遅れのネオコン・イデオロギーに完全に染まりきり、ブッシュに付き従って「自由」「民主主義」を全世界に広げることがみずからの使命であると感覚しているのが安倍なのだ。
 それだけではない。安倍政権は、日米安保協議委員会(2プラス2)の「最終報告」にもとづいて、日米両軍の戦闘機・艦船の出撃計画から日本の民間空港・港湾の使用、労働者の動員にいたる日米の「共同作戦計画」を、ブッシュ政権とともに今秋にも練りあげようとしている。この計画は、「朝鮮半島有事」に備えるためのものであるかのようにおしだされているが、核心的には対中国の侵略戦争を日米両軍が共同で遂行するための戦争計画以外のなにものでもない。
 そればかりではない。米日両軍は、日中が領有権をめぐって対立している尖閣諸島に中国軍が侵攻したことを想定し、これを日米共同で撃滅するという作戦計画にのっとって、米空母キティーホークや海上自衛隊のイージス艦など艦船約100隻、P3C哨戒機など戦闘機約170機を動員しての大規模軍事演習を硫黄島近海で強行した。核軍事力の増強にひた走っている中国への危機感を高ぶらせつつ、中国(ロシア)を主敵とした軍事戦略にのっとって、日米共同の戦争遂行体制を構築・強化しているのが米日両権力者なのだ。
 それとともに安倍政権は、国内に向けては、昨年暮に教育基本法を改悪したことにふまえて、愛国心教育に反対する教員を「不適格」と烙印してパージすることをねらった教員免許更新制を導入しようとしている。それとともに、共謀罪の新設などのネオ・ファシズム的な反動攻撃を次々とふりおろそうとしている。
 まさに安倍政権は、日本をアメリカとともに「戦争をやる大日本帝国」に飛躍させるために、改憲、在日米軍基地強化への加担・自衛隊の米軍への融合=一体化、ネオ・ファシズム的反動攻撃を、三位一体で振りおろしているのだ。

◆共産党系の「反安保」ぬきのインチキ護憲運動をのりこえ
 反戦反安保・ネオファシズム的反動化阻止の闘いをつくりだそう!


 だが、安倍政権が改憲に全体重をかけて突進しているときに、日本の反対運動はきわめて危機的な状況にある。
 日本共産党中央は、統一地方選・参院選に向けて、「自民党政治の三つの異常」=「過去の戦争への無反省、対米従属、大企業中心主義の異常」をただす、という自党の政策宣伝にいっさいの反対運動を解消している。
 しかも彼らの改憲反対方針は、「改憲反対の一点」での「幅広い共同」をつくりだすというものである。彼らは、「安保賛成」「自衛隊賛成」の「保守層」の支持を得るために、方針上は意図的に「反改憲」と「反安保」を切断している。
 だが、いま安倍政権がしかけている改憲の攻撃は、日米軍事同盟の対中国(対ロシア)攻守同盟としての強化に見合うかたちで新憲法を制定するというものなのであって、改憲の根源をなす日米新軍事同盟の強化を打ち砕く方向性を改憲阻止闘争の方針において明確にしないかぎり、決して勝利しえないのだ。
 そのうえ、共産党中央の言う改憲反対の内実は、「自衛」のための戦争も「自衛隊の海外での平和的活用」すらも積極的に認めたうえで、ただ海外での武力行使に「歯止め」をかけるために9条を残すべきだ、というものにすぎない。もはや彼らは、自衛隊の存在を否定するために9条を守るというかつての護憲理念すら投げ捨て、逆に自衛隊を活用することを前提にして「歯止め」として9条を「守り、生かす」ことを主張するほどまでに「護憲」理念を変質させているのだ。
 みなさん! 私たちはいまこそ、共産党系の「反安保」ぬきのインチキ「護憲」運動をのりこえ、憲法改悪阻止を焦眉の課題として、反戦反安保・ネオファシズム的反動化阻止の闘いを創造するのでなければならない。今通常国会において安倍政権が押し通そうとしている国民投票法の制定を絶対に阻止しよう! 埼玉・入間基地へのPAC3の配備を許すな! MDシステムの構築に反対しよう! 在日米軍基地の強化と米軍への自衛隊の融合=一体化に反対しよう! 同時に私たちは、米日の軍事同盟強化に対抗しての中国・ロシアの核軍事力増強に反対しよう! 憲法改悪・在日米軍再編強化の根源は日米新軍事同盟にあることを暴きだし、その法的根拠たる日米安保条約の破棄をめざしてたたかおう!
 イラク軍事占領反対! 反米武装勢力掃討のための米軍の増派を許すな!
 愛国心教育に反対する教員を排除するための教員免許更新制の導入反対! 共謀罪の新設阻止! 一切のネオ・ファシズム的反動攻撃を打ち砕こう!
 ヨレヨレ安倍政権の打倒をめざしてたたかおう!
 すべての学生は、1・27国会包囲デモに起ちあがろう!
(1月12日)
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