海自による給油継続のための
新法制定阻止!
憲法改悪阻止!


9・13 国会包囲闘争をたたかいぬく

◆日本国軍はインド洋・イラクからただちに撤退せよ!
◆日米新軍事同盟の強化反対!
◆小沢民主党にすがりつく日共中央弾劾!
◆安倍後継自民党内閣を打倒せよ!
 安倍の〃ノイローゼ辞任〃の翌日の9月13日、全学連は、ただちに国会・首相官邸包囲闘争に決起した。「海自による給油継続のための新法制定阻止!」「安倍後継自民党内閣を打倒せよ!」のスローガンを掲げ、首都中枢を席巻するデモを実現した。

安倍後継自民党内閣を打倒せよ!
日本国軍はインド洋・イラクから即時撤退せよ!
いまこそ反戦反安保闘争の前進を!



 昨九月十二日、お坊ちゃん首相・安倍は、臨時国会で所信表明演説をしておきながら、これへの各党代表質問の直前に政権を投げだした。ブッシュ帝国に盲従して「戦争のやれる国」づくりに突き進み、また小泉「構造改革」路線を引き継いで労働者人民を〈絶対的窮乏化〉に叩き込んできたネオ・ファシスト安倍。まさに悪業の限りを尽くしたあげくの果てに〃テロ特措法が通らないならやめる〃などと政権を投げ捨てたこのハレンチきわまる極反動首相・安倍を、われわれは怒りをこめて弾劾する!
 この安倍の〃ノイローゼ辞任〃の激震に見舞われた自民党は、いまや空中分解寸前である。それゆえに安倍の後継に誰がなろうとも、この内閣は、解散総選挙を回避することに躍起となりながら、小沢の民主党に対抗しつつ、ますますブッシュ帝国に付き従い、海自派遣継続のための新法の制定や日米新軍事同盟の強化、憲法改悪に突き進むにちがいない。自民党が総裁の首をすげかえてさらなる反動諸攻撃にうってでることを、私たちは絶対に許してはならない!

◆日本国軍はインド洋・イラクから即時撤退せよ!

 イギリスのブレアに続いて安倍までもが脱落し、ここに、戦争狂ブッシュを頭目とする米英日ハーケンクロイツ同盟は見るも無惨に崩壊した。
 イラクにおいては、ムスリム人民の反米レジスタンスによってブッシュ帝国は敗戦に追いこまれ、ついにブッシュは米軍の「段階的撤退」に踏み出した。また、アフガニスタンにおいても、タリバンが南部を中心に猛反撃をおこない、支配地域を拡大しており、米軍主導の多国籍軍は敗走寸前の状態にたたきこまれている。
 いまやブッシュ政権は文字どおりの断末魔である。にもかかわらず、日本の政府はこのブッシュ政権に安保の鎖で締めあげられているゆえに、どこまでもブッシュ帝国に付き従おうとしている。
 日本政府によるインド洋およびイラクへの自衛隊派遣は、日本のアメリカへの隷属国化ぶりを如実に示すものにほかならない。
 しかも、こうしたブッシュ帝国に付き従っての自衛隊の海外派兵を十全におこなうために、「国際貢献のためには憲法改正は必要だ」と称して現行憲法の大改悪に突き進んできたのが、小泉・安倍の自民党政府なのだ。まさにインド洋・イラクへの自衛隊派遣は、憲法改悪・日米新軍事同盟の強化と一体のものなのだ。
 私たちは〈海自派兵継続のための新法制定阻止・憲法改悪阻止・日米新軍事同盟の強化反対〉を一体的に掲げた反戦反安保闘争を創造するのでなければならない。

◆MD配備反対! 日米新軍事同盟の強化反対!
 中国・ロシアの対抗的核軍拡反対!


 二十一世紀現代世界は〈米─中・露新対決〉という新たな様相を呈している。
 イラク軍事占領の破産と中国・ロシアの反米包囲網の構築によって国際的孤立化を強いられているブッシュ政権は、中・露封じこめのためのアメリカ同盟体制の再構築を策し、とりわけMDシステムの日本・中欧への配備に突き進んでいる。
 このブッシュ政権に全面的に付き従い、安倍の自民党政府は「かけがえのない日米同盟をゆるぎない同盟として強化する」という〃日本隷属国化〃の宣言(4月、日米首脳会談)にもとづいて、MDシステムの日本全土への配備をはじめ、日米新軍事同盟の対中・対ロ攻守同盟としての現実的強化の策動を推し進めてきた。
 他方、中国・ロシアの権力者はSCO首脳会議において、中央アジアからの「米軍の撤退」を要求する「ビシケク宣言」を採択した。このことは、中・露両国が反米包囲網の中軸として形成してきたSCOを反米の軍事同盟におしあげたことを意味する。しかも彼らは、両国の同盟的結託を基礎に軍事衛星破壊技術の共同開発(宇宙軍拡)やオンボロ化した既存の核兵器の更新にのりだしているのだ。
 こうしていまや、ブッシュ政権による日本・中欧へのMDシステム配備と、これに対抗しての中国・ロシアの宇宙軍拡への突進とを契機として、米と中・露間の新たな性格の核軍事力増強競争が開始されつつある。米─中・露のこの軍事的角逐は、中東ならびに中央アジアの石油・天然ガス資源争奪戦と結びつき、新たな戦乱勃発の危機が醸成されつつある。
 私たちは今こそ、日米新軍事同盟の強化やMDシステムの日本・中欧への配備に反対してたたかうのでなければならない。同時に中国・ロシアの対米対抗の核軍事力増強にも反対しよう! 米─中・露の新たな核軍事力増強競争に反対しよう!

◆安倍後継自民党内閣を打倒しよう!

 「一超」軍国主義帝国への盲従路線をとるのか否かをめぐって、日本の政治エリート内の対立は沸点に達し、政界は地殻大変動に見舞われている。この政府危機のなかにあって、日本の労働者階級はいっさいのネオ・ファシズム反動諸攻撃を打ち砕く決意をうち固めるのでなければならない。
 この重大な局面において、日本の反対運動は危機的な状況にある。小泉・安倍の自民党政府が進めてきたブッシュ帝国盲従の安保・外交政策や改憲の策動、社会的弱者切り捨ての「構造改革」諸施策にたいする労働者人民の怒りは高まっている。しかし、「連合」高木執行部が民主党を全面的に支持し、日本共産党中央もまた「野党共闘」にすがりつくことによって、労働者人民の怒りは総じて小沢民主党への期待・支持へと収斂されかねない様相を呈している。
 小沢によるインド洋への海自派兵反対の内実はいかなるものか? それは、国連決議にもとづく「国際貢献」のための派兵という「原則」を明確にせよ、という立場からのものであり、アメリカから自立した日本独自の判断によって戦争のできる「普通の国」に飛躍するという小沢の持論にもとづくものにほかならない。現に小沢は、アフガニスタンのISAF(国際治安支援部隊)については、国連決議で承認されていることをもって日本も積極的に参加すべきだと主張しているのだ。
 だが、日本共産党中央は、こうした小沢の自衛隊撤退要求のまやかしをなんら問題にすることなく、ただただ民主党主導の「野党共闘」によって自民党政府によるインド洋への自衛隊派遣の問題が解決するかのようにおしだしている。次の総選挙で小沢を首班とする民主党主導内閣が成立することを展望し、この内閣の一角に共産党をも加えてもらおうという淡い願望を抱き、よりいっそう民主党にすりよっているのが共産党中央なのだ。そうすることによって、小沢が提唱している「政権交代可能な二大政党制」の枠内にからめとられてしまっているのだ。
 この「政権交代可能な二大政党制」への転換とは、いっさいの民主的・革新的潮流をはじき飛ばし、日本型ネオ・ファシズム支配体制をより強化するものにほかならない。こうしたネオ・ファシズム支配体制の強化に何らの警戒心をも持ち合わせていないのが共産党中央なのだ。
 彼らのインド洋への自衛隊派遣反対の方針の内実は「戦争でテロはなくせない」「テロ根絶のため国連中心の制裁と〃裁き〃にきりかえよ」というものである。ブッシュ帝国の悪逆無道の侵略を果敢なレジスタンスをつうじて粉砕したムスリム民衆を「テロリスト」と烙印し、権力者の鼓吹する「テロ根絶」に唱和しているのが彼らなのだ。
 すべてのみなさん! 私たちは小沢民主党への幻想を煽る共産党中央の犯罪性を暴きだしつつ、〈海自派遣継続のための新法制定阻止・憲法改悪阻止・日米新軍事同盟の強化反対〉の闘いをまきおこそう!
 日本国軍はインド洋・イラクから撤退せよ!
 ブッシュ政権による日本・中欧へのMDシステムの配備に反対しよう! 今月にも日本国軍は米軍と共同でPAC3の晴海埠頭や代々木公園への移動訓練をおこなおうとしている。これを絶対に許すな!
 こうした日米新軍事同盟の現実的強化に反対するとともに、中国・ロシアの対米対抗の核軍事力増強に反対してたたかおう!
 すべてのみなさん! ネオ・ファシズム反動化阻止の戦列を強化し、安倍後継の自民党内閣を打倒しよう!  
(九月十三日)

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