米兵による少女暴行事件弾劾!

沖縄・東京において抗議闘争に連続決起

 2月10日にひきおこされた、米海兵隊員による女子中学生にたいする暴行事件を弾劾し、全学連の学生は、沖縄・東京において緊急抗議闘争に起ちあがった。

 写真 左上:在沖米軍総司令部にたいして
         沖縄の労学が怒りの拳(2月12日)
     右上:在沖総領事館にたいして
         シュプレヒコールをたたきつける
         沖縄県学連の学生(2月16日)
     左下:沖縄において決起した労学と連帯し
         アメリカ大使館緊急抗議行動に決起
          (2月16日)


抗議文
米兵による女子中学生暴行事件弾劾! 日米新軍事同盟の強化反対!

 さる二月十日、在沖米海兵隊キャンプ・コートニー通信中隊所属の二等軍曹が、女子中学生を拉致し暴行するという事件を引き起こした。この蛮行を、わが全学連は満腔の怒りをこめて弾劾する!
 この軍曹は、沖縄市において友人と一緒にいた少女をだまし北中城村(きたなかぐすくそん)にある自宅にひきずりこんだ。さらに、これに抵抗し逃げ出した少女を執拗に車で追いまわして拉致し、車内で犯行におよんだという。まさに鬼畜の所業!
 そもそもこの間、在沖米軍は女性暴行・連続放火・殺人などの凶悪犯罪に繰り返し手を染めてきた。昨一年間だけでも米軍がらみの事件が実に四十六件もひきおこされた。一月には、米兵が強盗殺人目的でタクシー運転手に襲いかかり、前歯を十本も折る大ケガを負わせた。
 かの一九九五年九月の少女暴行事件にたいして、八万五〇〇〇人の沖縄人民が怒りの声をつきつけた。にもかかわらず、それ以降、この沖縄人民の憤激を日々ふみにじり、数限りない凶悪犯罪に及んできたのが米兵なのだ。
 こうした米兵による蛮行がくりかえされるのは、彼ら在沖米兵どもが反米ゲリラ掃討戦や対中・対露軍事侵攻の作戦シナリオにもとづいて日々激しい〃殺人訓練〃をくりかえしているがゆえに、自らの人間性を完全に崩壊させてしまっているからなのだ。「事件は米軍人が持っている価値観に相反するものであることをわかっていただきたい」(在沖米軍トップ、ジルマー四軍調整官)だと? ふざけるな。まさに今回の事態は、「対テロ戦」の名のもとにアフガンやイラクで人民虐殺や凌辱をほしいままにしている米軍の人非人的本性を露呈したものでなくてなんであるのか! われわれは、アメリカ権力者・米軍当局が今回の事態を「一米兵の責任」へと切り縮め居直ることを許さない。そして、辺野古新基地建設をはじめとした在沖米軍基地の飛躍的強化に突進することを断じて許さない!
 日本の福田政権は、米兵の蛮行にたいして噴きあがった沖縄人民の怒りを沈静化するために一片の「再発防止要請」でもってお茶を濁そうとしている。彼らは、沖縄人民の怒りが、辺野古新基地建設をはじめとした在沖米軍基地強化の策動に反対し、そしてさらには日米安保同盟の強化に反対する闘いへと発展することを何よりおそれているのだ。二言目には「事件は普天間移設とは関係ない」(防衛相・石破)、「日米同盟に影響がないようにしなければならない」(外相・高村)などと繰りかえしているのが閣僚どもではないか!
 われわれ全学連は声を大にして訴える。今回の少女暴行事件は、日米新軍事同盟の反人民性の露頭にほかならない。米海兵隊員による少女暴行事件弾劾! 辺野古新基地建設阻止! 日米新軍事同盟強化反対! 海外派兵恒久法制定阻止!
 いま沖縄では、多くの労働者・学生・市民が、米兵の蛮行への怒りに燃えて起ちあがっている。彼らと連帯し、わが全学連は〈基地撤去・安保破棄〉をめざして力の限りたたかいぬくであろう!

 二〇〇八年二月十六日

 アメリカ合衆国大統領 G・W・ブッシュ殿
 日本国内閣総理大臣 福田康夫殿
全日本学生自治会総連合(委員長・奥野成喜)
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