新テロ特措法の期限延長阻止! MD配備反対!
金融大破綻・大不況の労働者・人民への犠牲転嫁反対!

10・26 労働者・学生統一行動

◆対中・対露準臨戦態勢の強化反対!
◆日米新軍事同盟の強化反対!
◆米・露激突―世界大戦勃発の危機を突き破れ!
◆アメリカ金融諸機関救済のための血税投入反対!
◆消費税増税阻止! 社会保障制度の改悪反対!
◆労働者の首切り・賃下げを許すな!
◆総選挙に埋没する既成指導部弾劾!
◆麻生ガタガタ政権打倒!
 10月26日、全学連は、反戦青年委員会の労働者とスクラム固く、「新テロ特措法の期限延長阻止! MDシステム配備を中軸とする対中・対露準臨戦態勢の強化反対!」「金融大破綻・大不況の労働者・人民へのツケ回し=犠牲転嫁を許すな!」を掲げ、アメリカ大使館、国会・首相官邸に向けたデモンストレーションに決起した。

米・露激突―世界大戦勃発の危機を突き破れ!
新テロ特措法の延長阻止! MDシステム配備を中軸とする対中・対露準臨戦態勢の強化反対! 
ガタガタ麻生政権打倒!
10・26労学統一行動にたちあがろう!


 すべての学生のみなさん! 麻生政権は、インド洋におけるアメリカ主導の多国籍軍にたいする自衛隊の洋上給油を継続するために「新テロ特措法」の期限延長につきすすんでいる。復活をとげたタリバンの攻勢の前に全面的に崩壊しているアメリカのアフガン占領・支配。これをあくまで支えていくために、「集団的自衛権行使」を禁じた日本国憲法第九条をふみにじって、インド洋への派兵を継続しようとしているのが麻生政権なのだ。しかも、グルジア・中・東欧を焦点にした米・露角逐の激化のまっただなかで、米原子力空母ジョージ・ワシントンの横須賀配備(9月25日)を区切りとして、米日両権力者は対中・対露の準臨戦態勢をよりいっそう強化しているのだ。この策動を断じて許してはならない!
 そればかりではない。麻生政権は、おりからのアメリカ発の国際金融大破綻のなかで経営危機にあえいでいる諸独占体を手厚く庇護する他方で、人民にたいしては社会保障の削減、さらには消費税の大増税というかたちでさらなる貧困を強制しているではないか。
 この麻生政権・与党にたいして小沢の民主党は、「解散・総選挙の先延ばしの口実を無くす」などと称して、補正予算に賛成したばかりか、新テロ特措法延長法案の月内採決を容認し、その成立に実質上加担している。ここに、民主党の「生活が第一」なるおしだしの欺瞞性はあらわとなっているではないか。ネオ・ファシスト麻生政権の反動攻撃に加担する民主党の犯罪を弾劾しよう! 
 すべてのみなさん! 民主党にすがりついている既成指導部翼下の反対運動をのりこえ、新テロ特措法延長阻止、MD配備を中軸とした対中・対露準臨戦態勢の強化反対、ロシアのグルジア侵略弾劾・アメリカの軍事介入反対の闘いの炎をまきおこそうではないか。この反戦闘争と同時的・一体的に、いっさいの大衆収奪強化・社会保障制度改悪に反対する政治経済闘争の高揚をかちとろうではないか。政権にしがみつき〈戦争と貧困〉を人民に強制する麻生自民党政権の延命を許してはならない。たたかう労働者と連帯して、麻生自民党政権をいまこそ打倒しよう!
 10・26労学統一行動へ!

◆米・露激突―世界大戦勃発の危機を突き破れ!

 10月16日、ブッシュ政権は米海軍原子力潜水艦「オハイオ」を横須賀基地に入港させた。この「オハイオ」は、1000キロメートル以上離れた「敵基地」を攻撃する能力を持つ巡航ミサイル「トマホーク」を150発以上搭載し、特殊部隊を「敵地」に潜入させるための小型潜水艇をも積みこんでいる。MDシステムの洋上管制塔=G・ワシントンの横須賀配備、そしてこれにつづく最新鋭の原潜の横須賀入港……まさにいま米日両権力者は、対米攻勢を強めるロシア、およびこれと結託する中国を軍事的に封じ込めるために、ここ日本列島を最前線基地として対中・対露準臨戦態勢を一挙に強化しているのだ。このことは、グルジアを焦点として高まっている米・露激突―世界大戦勃発の危機を現に飛躍的に増幅しているのである。
 ロシアのプーチン=メドベージェフ政権は、南オセチアとアブハジアをロシアに併合することを策して、この「二国」へのロシア軍8000の駐留を続けている。「二国」併合の地歩を固めたロシア権力者は、さらに、グルジアやウクライナの親米$ュ権を打ち倒すための工作にも手を染めている。まさしくロシア権力者は、イラク占領の泥沼に足をとられたアメリカの歴史的な没落をみてとって、米主導のNATO軍によるユーゴ空爆(1999年)以来の「NATO東方拡大」によって切り崩されてきた旧ソ連の勢力圏を奪回し・ロシアを「大国」として復活させるために、大逆襲にうってでたのだ。これにたいしてブッシュ政権は、グルジア親米$ュ権の倒壊を防ぎとめるためにグルジアへの米軍派遣をあくまで続行しているだけではない。ロシアや中国の弾道ミサイルを無力化し、一方的に侵攻するフリーハンドを得るために、MDシステムの日本と中・東欧(ポーランド・チェコ・リトアニア)への配備に突進しているのだ。
 核兵器をそれぞれ10000発以上保有し、相互に核軍事力増強につきすすんでいるアメリカとロシア。この両者の角逐はいまだかつてなく激化している。グルジアにおいて両者の軍事衝突が勃発するならば、たちどころに世界大戦の火が燃えひろがりかねない危機が切迫しているのだ! いまこそ、MD配備を中軸とした米日による対中・対露準臨戦態勢の強化に反対しよう! 中・露の対抗的な核軍事力増強を許すな! 米―中・露の新たな核軍事力増強競争に反対しよう!

◆世界的経済大動乱のもとでの、勤労人民への犠牲転嫁を許すな!

 アメリカ発の世界金融危機と世界同時不況の深まりとが相乗し、いまや世界経済は国際金融恐慌前夜に突入した。こうしたなかでブッシュ政権は、破綻にあえぐ金融機関を救済するために、じつに25兆円もの「公的資金」を注入しようとしている。貧困層から吸い上げた金でもってマネーゲームに興じ肥え太ってきた金融機関にたいして、さらに人民からしぼりとった血税を使って救いの手をさしのべようというのだ! このブッシュ政権の要請にしたがって麻生政権は、アメリカ政府・金融諸機関を救済するために、短期金融市場へのドル資金供給をくりかえしている。これもまた人民の血税ではないか! 
 しかも麻生政権は、対米輸出の減退を主因とする不況の深刻化にあえぐ日本の独占資本にたいして、法人税減税を続けるのみならず、さまざまな手厚い優遇税制をとることを確約している。そのことによってさらに膨らむ財政赤字を、社会保障支出の削減(毎年2200億円)、さらに消費税の増税(麻生は、2015年までに税率を10%にひきあげると公言している!)によって埋め合わせることを織り込み済みのうえで! それはまさに、賃下げ・首切り、物価高にあえいでいる人民を、さらなる生活苦にたたきこむ以外のなにものでもない。断じて許してなるものか! 

ガタガタ麻生政権を労働者・学生の実力で打倒しよう!

 世界的な戦乱の危機の切迫と経済大動乱のまっただなかで、日本の既成反対運動指導部は総じて総選挙にむけての票集めに埋没している。
 共産党中央は、今日の平和運動の方針において、「在日米軍基地の強化・恒久化を許さない」といいながらも、日米新軍事同盟の現実的強化の中心環をなすMDシステム配備にたいして反対することを意図的に回避している。それだけではない。ロシアのグルジア侵略とアメリカの軍事介入に反対することをも抜き去っているのだ。グルジア問題にかんしては、委員長・志位の名で出した「見解」の中で「領土保全の原則に反した」としてロシアを非難しはしても、このロシアに対抗してのアメリカの軍事介入やMDシステムの中・東欧配備には反対しようともしない。米・露間の熱戦勃発の危機をいやましに高める、その起動力をなしているMDシステムの配備にたいして、平和運動の指導部が反対しないということほど犯罪的なことがあろうか!
 彼らがこのような態度をとるのはなぜか。MDシステムに反対するならば、これに対抗して中国・胡錦濤政権がロシアのプーチン政権と結託しておしすすめている対抗的な核軍事力強化を問題にせざるをえなくなり、「(中国中心の)平和の流れ」とこれに唯一逆行する米日≠ニいう、彼らの情勢認識上のテーゼが崩れてしまうからなのだ。グルジアにおいてついに戦乱の火が噴き、米・露の直接的激突の危機が激成している今、このような「世界は平和の流れにある」というテーゼを護持するとは、じつに平和ボケしているではないか!
 わずかにMDシステムに彼らがケチをつけたとしても、その非難は「MDシステムは日本防衛のためにならない」「予算の無駄遣い」という内実のものでしかない。裏を返せば、「日本防衛」のための「適正規模」の軍事力は容認するということではないか。これでは、権力者がMDシステム配備を「北朝鮮や中国のミサイルから日本を防衛するため」などと正当化しながらおしすすめていることにたいして、太刀打ちできようはずもないではないか! ここに、現行の日米安保条約の「日本防衛」という「建て前」どおりの運用を自民党政府に求めるにいたった彼らの腐敗がしめされているのだ。
 すべてのみなさん! 私たちはこうした日本共産党中央の立ち回りを弾劾しつつ、〈ロシアのグルジア侵略弾劾・アメリカの軍事介入反対〉、さらには〈MDシステム配備を中軸とした米日による対中・対露準臨戦態勢の強化反対〉をかかげて反戦反安保闘争を断固創造しようではないか! 日米新軍事同盟の対中・対露攻守同盟としての強化反対! 中・露の対抗的核軍拡反対!
 新テロ特措法の延長を絶対に阻止しよう! 採決に加担する小沢民主党弾劾! 今臨時国会での採決を阻止するために、国会前闘争にたちあがろう!
 2兆円ものアフガン「復興支援」費用を拠出せよというアメリカ政府の要求に麻生政権が応えようとしていることを許すな。人民に犠牲を強いながらの、巨額の軍事費支出(年間5兆円。これに加えて在日米軍再編関連費用3兆円、MD関連費用1兆円など)に断固反対しよう。
 MDシステムを中軸にした対中・対露準臨戦態勢強化や、アメリカの「対テロ戦争」への日本の加担、その法的な根拠が日米安保条約にあることをこそつきだし、〈基地撤去・安保破棄〉めざしてたたかおうではないか。
 こうした反戦反安保の闘いと同時的・一体的にわれわれは、国際金融危機・世界同時不況のもとで、政府・諸独占体が労働者・勤労人民につけ回しをしていることに反対しよう! 
 今日の日共中央は、「大企業・大資産家」にたいして「もうけに応じた負担」を求めている。その内実は、政府による大企業減税は肯定したうえで、その「ゆきすぎ」を少しばかり是正してください、というものでしかない。「内部留保」を吐き出せ、というかつての主張も後景におしやったうえでうちだされている日共中央のこうした方針は、まさに諸独占体の「もうけ」じたいは絶対に損ないません、と誓約しているに等しい。「反安保」ばかりか「反独占」も投げ捨てた日共中央の腐敗を弾劾しつつ、私たちは奮闘するのでなければならない。
 アメリカ金融諸機関を救済するための日本政府・日銀による協調融資=血税の投入を許してはならない。社会保障支出の大幅削減や消費税大増税、各種公共料金・物価値上げなどに反対する政治経済闘争の爆発をかちとろう!
 すべてのみなさん! 国際金融恐慌前夜というべき経済大動乱、そしてそのもとでいや増しに高まる世界的戦乱の危機―。いまわれわれがたちあがらないならば、世界の人民は貧困のどん底にたたきこまれかねないばかりか、全世界が三たび戦乱の業火に焼き尽くされかねないのだ。いまこそ、〈戦争と貧困〉に抗してたたかう全世界人民と連帯してたたかおうではないか!
 「連合」指導部の抑圧に抗してたたかっている労働者たちとともに、来る10月26日、国会を包囲するデモンストレーションに断固たちあがろう! ガタガタになりつつも日本民衆に〈戦争と貧困〉の生き地獄を強制する麻生自民党政権にたいして、いまこそ怒りを爆発させよ! 労働者・学生の団結した力で、ガタガタ麻生政権を打倒しよう!  (10月18日)
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