日米首脳会談粉砕!

2・24 米大使館・首相官邸に抗議 

 2月24日、首相・麻生が訪米し、米大統領オバマとの首脳会談に臨もうとしていたときに、全学連は、「日米首脳会談粉砕!」を掲げ、アメリカ大使館、首相官邸にたいする抗議行動に決起した。

日米首脳会談粉砕! 
米帝のアフガン侵略反対! 自衛隊のソマリア沖派遣阻止!

 われわれ全学連は、本日ワシントンでおこなわれようとしているアメリカ大統領・オバマと首相・麻生との首脳会談に断固として反対する!
 この会談において、オバマは数々の居丈高な要求を麻生にたいしてつきつけようとしている。アフガニスタンにおける米軍の対タリバン掃討作戦への協力。「海賊対策」を名分としてのソマリア沖への海上自衛隊の派遣。在沖縄海兵隊のグアム移転=グアム米軍基地強化のための経費の拠出。これらに加えて、アメリカ金融諸機関救済のために発行しようとしている大量の米国債の買い取りをもオバマは麻生に命ずるにちがいない。麻生政権はもはや政権支持率も一ケタ台に低落し、臨死寸前の末期症状を呈している。この麻生政権が、来たる総選挙において対米自立≠唱える小沢民主党に敗北する可能性が高まっているいま、オバマ政権はこのガタガタ麻生政権がかろうじて露命をつないでいるあいだに、ありとあらゆる軍事的・経済的諸要求を呑ませようとたくらんでいる。これらの諸要求を、日本の政権が交代しても履行すべきものとして確約させることを策しているのだ。オバマ政権のこうした傲岸な要求のことごとくに、まさに隷属国≠フ宰相よろしくこたえようとしているのが麻生政権にほかならない。
 われわれは麻生政権が、「アフガン戦略の構築作業への参加」の名においてオバマ政権によるタリバン掃討作戦への全面協力を誓うことを許さない! タリバンの反米ゲリラ戦闘の前にアメリカのアフガニスタン占領は崩壊寸前である。オバマは「対テロ戦の主戦場はアフガンだ」と絶叫しながら、アフガン占領支配の建て直しに血眼となり、米軍三万の増派をも策している。このオバマの対日要求に全面的に応え、麻生政権は米軍へのインド洋での給油継続、さらには米軍の対タリバン作戦のための戦費拠出に手を染めようとしているのだ。血塗られた米帝のアフガン侵略・人民ジェノサイドにわれわれは断固反対する! 自衛隊はインド洋からただちに撤退せよ! 
 われわれは、麻生政権がオバマ政権にあらためて誓おうとしているソマリア沖への自衛隊派遣に断固反対する。これこそは、日本を「戦争をやれる国」に飛躍させることをねらっての極反動攻撃にほかならない。麻生政権は「海賊対策新法」の法案において、日本船籍のみならずあらゆる船舶を「保護対象」に加え、海賊船にたいする船体射撃をも可能とする規定を盛り込んでいる。「海賊対策」を名分として、海上自衛隊の軍事行動をフリーハンド化し、もって憲法九条を最後的に否定する攻撃につきすすんでいるのが麻生政権なのだ。この自衛隊ソマリア派兵・「海賊対策新法」制定の策動を阻止するために、わが全学連は断固たたかうものである!
 われわれはまた、麻生政権による米国債大量買い取りのための資金拠出の確約にも断固反対する! この資金の原資はいうまでもなく人民の血税にほかならない。麻生政権は、独占ブルジョアジーによる「減収・減益」を口実にした大量首切りを容認し支えるとともに、社会保障費削減・消費税大増税などの大衆収奪の一挙的強化をたくらんでいる。この麻生政権は、このように人民からしぼりとった血税をアメリカ権力者のいうがままに献上しようとしているのだ。まさに、反人民性のきわみではないか!
 わが全学連は、日本民衆の名において、本日の日米首脳会談開催に反対する! 〇九春闘をたたかう労働者と連帯し、〈戦争と貧困〉を人民に強制する麻生臨死%煌tの打倒をめざしてわが全学連は奮闘するものである!

日本国首相 麻生 太郎 殿
アメリカ合衆国大統領 バラク・H・オバマ 殿

二〇〇九年二月二十四日
全日本学生自治会総連合(委員長 奥野 成喜)
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