オスプレイ配備絶対阻止! 普天間基地撤去! 
〈安保破棄! 基地撤去!〉めざしてたたかうぞ!
9・26-10・2普天間基地全ゲート封鎖闘争を最先頭で牽引
 
東京では、10・1対アメリカ大使館抗議闘争


9月27日、野嵩ゲート(第三ゲート)

野嵩ゲートを封鎖!


9月28日、大山ゲート(メインゲート)を座り込みで封鎖


 県警による暴力的なゴボウ抜きに抗してたたかう

10月1日、早朝5時から独自闘争

1日、野嵩ゲート前

労働者・市民とともに配備阻止のシュプレヒコール

飛来するオスプレイ

10月2日、在沖米軍司令部・石平ゲート前で抗議闘争

石平ゲート前でデモ
 沖縄県学連と全学連全国派遣団の学生は、アメリカ帝国主義・オバマ政権によるMV22オスプレイの普天間基地への配備を実力で阻止するために、怒れる沖縄の労働者・人民の最先頭で、普天間基地のゲート封鎖闘争に敢然と決起した。〈基地撤去・安保破棄〉の旗を高々と掲げ、一週間にわたる激闘を最先頭で牽引した。
 9月27日、われわれは沖縄平和運動センター加盟労組の組合員や市民らとともに、県警・基地警備員の暴力的弾圧をはねのけ、野嵩ゲート前の道路に座り込んだ。ついに、普天間基地・野嵩ゲート前を封鎖した。「弾圧粉砕! 配備阻止! 安保粉砕!」 学生のシュプレヒコールに全員が呼応し、その戦闘的雰囲気に気圧された県警は右往左往するばかりだった。夕方、この闘いがさらに高揚し基地突入の闘いに発展すると恐怖にかられた米軍当局は、ついに自ら野嵩ゲートを閉鎖した。労働者・学生・市民は実力でのゲート封鎖をこの日はじめてかちとった。
 翌28日、午前8時半、労働者・学生・市民は大山ゲート(メインゲート)封鎖に決起した。野嵩ゲート封鎖に鼓舞された約150名の労働者・市民が、一挙にゲート前に座り込み、二車線すべてを封鎖した。米軍当局は恐れをなし、ゲート内に武装した米兵を配置した。昨日を上回る数の県警・機動隊が、いっそう凶暴なゴボウ抜きを何度も仕掛けてくる。労働者・学生・市民はスクラム固くたたかいぬき、ついに大山ゲートも封鎖に追い込んだ。この闘いに震えあがった米軍当局は『星条旗新聞』に「100名がメーンゲートを封鎖し、数十人の日本人警官と対峙したが、警察官がすぐには排除を行わなかった」と書き殴り、日本政府・警察権力を恫喝した。
 29日、台風による暴風雨の中で、労働者・学生・市民は普天間基地の全ゲートを完全に封鎖した。各ゲート前に車両を置いて泊まり込み、徹夜で封鎖を死守した。労働者・学生・市民の実力決起によって、オスプレイを配備しようとしていた普天間基地をついに機能麻痺に叩き込んだのだ。30日には、米軍の意をうけた機動隊の強権的な弾圧を許さず、早朝から深夜まで、大山ゲート・野嵩ゲートの封鎖闘争を闘いぬいた。
 10月1日、全学連の学生たちは早朝5時から、野嵩ゲート前での独自闘争に決起した。午前7時には9・9県民大会実行委員会主催の集会が始まり、約400名の労働者・市民が野嵩ゲートを包囲した。午前11時すぎ、オスプレイがついに飛来した。結集した全員が怒りを爆発させ、われわれのシュプレヒコールに呼応した。「オスプレイ配備をゆるさんぞ! 普天間基地撤去! 安保破棄めざしてたたかうぞ!」 県労連傘下の日共系労組員も拳をあげ「安保破棄」と呼応した。
 2日、オスプレイ配備を強行したオバマ政権、そしてこれに全面協力した野田政権にたいする怒りに燃え、全学連の学生たちは、在沖米軍司令部(石平)にたいする抗議闘争に決起した。
 全学連は、普天間基地の全ゲートを労働者・学生・市民が実力で封鎖するという歴史上はじめての大闘争を、終始最先頭で牽引した。ゲート封鎖の実力闘争から完全に逃亡した日共中央を弾劾し、怒れる労働者・人民の最先頭で〈安保破棄〉を掲げ奮闘した。このゲート封鎖に限りなく鼓舞され、沖縄においては、オスプレイ配備撤回の闘いが全島で燃えあがっている。
 10月1日、東京において、首都圏のたたかう学生は、オスプレイの普天間配備を絶対に阻止するために、アメリカ大使館にたいする闘争に決起した。沖縄・普天間基地ゲートを封鎖してたたかう労働者・学生・市民と連帯し、アメリカ・オバマ政権とそれにつきしたがう野田政権にたいして、「オスプレイの配備と全国での飛行訓練を絶対に許さない」という抗議文を突きつけた。「反安保」なき反基地運動をのりこえ、〈基地撤去・安保破棄〉を掲げて奮闘した。

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