侵略戦争法制定阻止! 辺野古新基地建設阻止! 4・28日米首脳会談反対! 学生デモ |
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◆日米首脳会談反対! ◆日米新ガイドライン策定弾劾! ◆侵略戦争法の制定阻止! ◆辺野古新基地建設阻止! ◆グローバル侵略戦争同盟の構築反対! ◆〈基地撤去・安保破棄〉めざしてたたかうぞ! ◆憲法改悪阻止! ◆安倍政権打倒! |
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4月28日夕刻、首都圏の全学連のたたかう学生たちは、まさにこの日の深夜(日本時間)からワシントンにおいて開催されようとしていた、安倍とオバマとの首脳会談に断固反対する戦闘的デモをうちぬいた。前日の27日、外相・岸田と防衛相・中谷が、米国務長官ケリー、国防長官カーターとのあいだで、ついに新たなガイドラインの最終報告に合意した(日米安保協議委員会)。「日米同盟のグローバルな性質」を謳い、「切れ目のない日米共同の対応」を明記した新ガイドラインこそは、アメリカが世界でしかける軍事作戦行動にたいして、日本権力者が日本国軍を迅速に、地球の裏側までも送りこみ一体化させ、ともに血を流す≠アとの宣言にほかならない。日米両権力者は、日米安保条約の条文に手をつけることなく、中国およびイスラム武装勢力を主敵≠ニする〈グローバル侵略戦争同盟〉の本格的構築へと踏みだしたのだ。断じて許すまじ! 新ガイドラインを日米の最高権力者間の合意としてうたいあげ、もって全世界に「強固な日米同盟」を宣揚することを策す安倍−オバマ会談を絶対に許すな! たたかう学生たちは、烈々たる怒りに燃え、既成指導部の闘争放棄を弾劾しつつ、〈反安保〉の旗高くたたかいぬいた。 | |
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4・28日米首脳会談反対! 学生デモに起て! すべての学生のみなさん! 来る4月28日にアメリカ・ワシントンで開催されようとしている日米首脳会談において、首相・安倍とアメリカ大統領・オバマは、日米新ガイドラインの最終合意を確認し、「日米同盟の新次元への発展」を謳いあげようとしています。 この新ガイドラインに、南シナ海での対中国軍事作戦計画や中東での日米の軍事協力などを盛りこむことを日米両権力者は公言しました(4月8日、日米防衛相会談)。まさに新ガイドラインこそは日米共同の侵略戦争マニュアル≠ネのであって、その策定は、日米安保同盟を全世界で日米共同の戦争を遂行する〈グローバル・アライアンス〉として飛躍的に強化する攻撃にほかなりません。断じて許してはなりません! この首脳会談でのオバマへの手土産にしようと安倍政権は、武力攻撃法の改定や海外派兵法の制定などの「安保関連法案」のとりまとめを急ピッチで行っています。それは「武力行使」を禁じた憲法9条を最後的に葬りさり、日本を戦争する国に押し上げるものです。また沖縄県辺野古へのアメリカ海兵隊の新基地建設のための海底掘削調査を、沖縄の労働者・学生・市民の反対運動を暴力的に弾圧しながら強行しています。 まさに「戦後70年」の節目の年に行われようとしている日米首脳会談は、日米が共同でアジアのみならず全世界での侵略戦争を遂行していく跳躍台たらしめられようとしています。絶対に許すわけにはいきません! この決定的なときに、日本共産党中央などの反対運動指導部は首脳会談反対や新ガイドライン反対の力強い闘いを呼びかけることすらしません。私たちは「反安保」なき共産党系平和運動をのりこえ、日米首脳会談反対のデモにたちあがろう! 「新ガイドライン策定反対!」「安保関連法=侵略戦争法の制定阻止!」「辺野古新基地建設阻止!」を掲げ、日米両政府に反戦・反安保の怒りの声を突きつけよう! 日米共同の戦争マニュアル=新ガイドライン策定を阻止しよう! 侵略戦争法制定阻止! 4月8日、日米首脳会談に向けた地ならしとして、アメリカ国防長官カーターが来日し、首相・安倍や防衛相・中谷らと相次いで会談しました。その会談において日米両政府は、東シナ海や南シナ海での中国政府による岩礁埋立などの挑発行動を「力による現状変更の試み」と非難し、「新ガイドラインで…米軍と自衛隊が切れ目なく協力する機会が増える」「日米同盟を一変させる」(カーター)と明言しました。 オバマ政権はいま、アメリカに対抗して核軍事力を増強するとともに南シナ海などで制海権奪取の策動を強める習近平の中国の挑戦に揺さぶられるとともに、中東では「イスラム国」の台頭に直面しています。こうした中でオバマ政権は、「中国の軍事的プレゼンスの監視」「イスラム国の弱体化」のために「同盟国や友邦国との負担分担」を行ってゆくという新国家安全保障戦略にもとづいて、唯一の「属国」とみなした日本の軍事力・経済力を動員してゆこうとしています。日本政府にたいして、南シナ海での中国軍にたいする警戒監視活動を担え、「イスラム国」と戦う傭兵≠ニして自衛隊を中東に派兵せよ、と要求しているのがオバマ政権なのです。 このオバマ政権の要求を、中国に対抗して日本を軍事強国に飛躍させる格好のチャンスと見てとっているのが安倍政権にほかなりません。安倍政権はガイドライン策定と一体で「安保関連法」制定をすすめています。「存立危機事態」への対処の名において、日本が攻撃されていなくても「武力の行使」をおこなうことをうたう「武力攻撃事態法」改定案、国連決議なしでも米欧主導の多国籍軍に参加することを明示した海外派兵恒久法案などの戦争法案を国会に上程し、通常国会の会期を8月上旬まで延長して、なにがなんでも成立させようとしているのです。安倍政権が「存立危機事態」「新事態」「重要影響事態」などの概念を次から次へとでっちあげているのは、アメリカとともに敵とみなした国・勢力にたいして戦争をしかけること、そしてこの戦争に自治体や運輸機関、マスコミなど労働者・民衆を総動員することを正当化するというどす黒い企みに貫かれているのです。防衛省が極秘裏に「対中防衛の考え方」と題する対中国の日米共同の戦争計画を策定していたことが国会において暴露されました(4月1日)。すでに安倍政権は着々と戦争準備をおしすすめているのです。 首相・安倍は国会の場で、自衛隊のことを「我が軍」などと発言しました。しかもこれが批判されるや、自衛隊は「国際法上、軍隊」であり「自衛の措置としての『武力の行使』を行う組織」だなどという答弁書を閣議決定しました。もはや安倍政権は「戦力不保持」「戦争放棄」を定めた憲法9条を実質的に破棄していることを傲然と示したのです。侵略戦争法の制定、さらには憲法そのものの明文改定に突きすすむ安倍政権を許してはなりません。 そればかりではありません。日米両政府は首脳会談において、辺野古新基地建設について「唯一の解決策」とあらためて謳いあげることを企んでいます。新ガイドラインという戦争計画にもとづき対中国戦争や「対テロ戦争」を遂行するための米軍・自衛隊の出撃拠点として、沖縄さらに日本全土の米軍基地・自衛隊基地を再編・強化しているのです。辺野古新基地建設を絶対に阻止しよう! 日本全土の米軍基地強化に反対しよう! いまこそ反戦反安保、憲法改悪阻止のうねりをまきおこそう! 私たちは、安倍政権の戦後史を画する攻撃を阻止するために、起ちあがるのでなければなりません。 反対運動のリーダーを自認する日本共産党中央は、安保関連法に関しては「反対」を呼びかけてはいるものの、その内実は「アメリカの戦争で殺し殺される国になる」から反対というものにすぎません。これでは「自衛隊の派遣については、自らの国益に照らして主体的に判断する」(安倍)と称して「安保法制」を正当化している安倍政権になんら太刀打ちできません。しかも、共産党中央は「アメリカの戦争への参戦」と非難しますが、現にオバマ政権がイラクやシリアなどで行っている「イスラム国壊滅」の名による無差別空爆、この国家テロにたいしては弾劾の一言もありません。彼らはオバマ政権を「軍事一本槍ではない」と美化しているのです。そもそも彼ら共産党中央は「安保法制」反対の方針から「安保反対」を完全に欠落させています。日米両権力者が新ガイドライン策定と侵略戦争法制定を日米軍事同盟を飛躍的に強化するものとしてふりおろしているときに、「反安保」を放棄するのは犯罪的です。 私たちは、首脳会談反対も「反安保」も放棄した共産党系平和運動をのりこえ、日米首脳会談反対のデモを「日米新軍事同盟の〈グローバル・アライアンス〉としての強化反対!」の旗を高々と掲げ、反戦反安保闘争としてたたかおう! 日米共同の侵略戦争マニュアル=新ガイドラインの策定阻止! いっさいの侵略戦争法の制定を阻止しよう! 沖縄・全国でたたかう労働者・学生と連帯して辺野古新基地建設を絶対に阻止しよう! 日本の農畜産業を破壊するTPP参加に反対しよう! 憲法改悪を絶対に阻止しよう! 私たちは日米両権力者による安保同盟の強化に反対すると同時に、中国権力者による対抗的な核軍事力増強や軍事挑発にも反対しよう! 権力者の民族排外主義・ナショナリズムの煽りたてに抗して、権力者の戦争政策に反対する労働者・学生の国際的に団結した反戦闘争を創造しようではありませんか! それこそが、世界大的な戦争勃発の危機を真に突きやぶってゆく道なのです。 すべての学生のみなさん! 4・28学生デモにともにたちあがろう! (4月13日) |
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