伊勢志摩サミット反対!
「核なき世界の実現」を煙幕としたアメリカの核軍事力増強反対!
元米海兵隊員による女性殺害弾劾!

5・26労働者・学生統一行動に決起
 ◆〈全基地撤去・安保破棄めざしてたたかおう!
 ◆日米グローバル戦争同盟の構築・強化反対!
 
◆「反安保」を放棄した日共系反対運動をのりこえたたかうぞ!
 ◆安倍ネオ・ファシスト政権打倒!
 
 
 5月26日、伊勢志摩の賢島(かしこじま)で、G7首脳会合が開催されていたまさにそのとき、たたかう労働者・学生は名古屋市街において戦闘的デモに決起した。「伊勢志摩サミット反対!『核なき世界』を煙幕とするアメリカの核軍事力増強反対! 日米グローバル戦争同盟の構築・強化反対!」「元海兵隊員による女性暴行殺害弾劾! 全米軍基地撤去! 安保破棄!」の雄叫びが、名古屋市街に響きわったった。愛知大学・名古屋大学の学生を先頭に、名古屋に結集した北海道、東京、北陸、関西の全学連のたたかう学生、名古屋地区反戦のたたかう労働者が、空前の戒厳体制を突き破り、<サミット反対・日米安保粉砕・改憲阻止>の闘いの火柱をぶちあげた。
 日共の不破=志位指導部は、「サミット反対」の意志表示をすることもなく、さらには女性殺害事件にたいしては、「日米地位協定の改定」をもとめるだけで「安保廃棄」はおろか「日米軍事同盟の強化反対」の声もあげない。オバマの広島訪問と「核なき世界」の提唱にたいしては、「歴史的一歩」などと賛美するという、許しがたいオバマの提灯持ちぶりを露わにしている。きたる参院選における民進党との選挙協力にうつつをぬかす代々木官僚どもによって、総じて既成反対運動は「野党共闘」を尻押しするものへとねじ曲げられているのだ。
 「反安保」を完全に放棄した日共系反対運動をのりこえるかたちで、たたかう労働者・学生は<サミット反対! 日米グローバル戦争同盟の構築・強化反対!>の闘いを、G7諸国の労働者・人民に、自国政府の戦争政策と貧困の強制と圧政に反対してともにたたかうべきことをも呼びかけつつ、唯一革命的にたたかいぬいたのである。

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