共謀罪法案の参院強行採決阻止!

6・14-15 国会前で徹夜の激闘

  ◆共謀罪法案の参院採決阻止!
  ◆今日版治安維持法の制定を許すな!
  ◆日本型ネオ・ファシズム支配体制の強化反対!
  ◆憲法九条改悪阻止!
  ◆朝鮮核戦争阻止! 日本の参戦阻止!
  ◆戦争と改憲に突進する安倍政権打倒!



「中間報告」強行に怒りの拳

午前7時46分、強行採決に弾劾の嵐
 6月14日、政府・自民党は、参院法務委員会での審議・採決を行うことなく、法務委員長による本会議での「中間報告」のあとに本会議採決を行うという前代未聞の強硬策に打ってでた。安倍政権は、共謀罪法案をなにがなんでも可決=成立させるために全体重をかけた突進を開始した。全学連のたたかう学生は、この暴挙を断固として阻止すべく14時間にわたる徹夜の阻止闘争を労働者・人民の最先頭においてたたかいぬいた。
 午後6時、参院議員会館前に登場したたたかう学生たちは、連日の座り込みをたたかう労働者・市民と連帯して、「強行採決阻止!」のシュプレヒコールを国会に叩きつけた。政府・自民党が徹夜の審議で採決強行を狙いつつあった、午後11時半頃、たたかう学生たちは、国会前に深紅の全学連旗を翻した。酒井委員長が、「共謀罪法案の強行採決を絶対に阻止しよう! 闘いを野党応援運動へとねじ曲げる既成指導部をのりこえ、ネオ・ファシストとしての本性をむき出しにした安倍政権の攻撃を労働者・学生の団結した力で打ち砕け!」と断固として訴えた。
 徹夜の座り込み闘争の態勢に入った学生たちは、断続的に集会を開催し、「強行採決阻止」のシュプレヒコールをあげた。15日午前3時半頃、内閣不信任案が否決されると、その後、参院本会議での「中間報告」が強行された。学生たちはただちに、眼前の参院本会議場に向けて怒りの拳を叩きつける。
 夜が明けて午前5時40分に参院本会議を再開した政府・自民党は、ついに午前7時46分、労働者・学生・市民の闘いを踏みにじり法案の採決を強行し可決・成立させた。「採決強行弾劾!」「安倍ネオ・ファシスト政権打倒!」 たたかう学生たちは、ファシスト的本性をむき出しにした安倍政権の暴挙を弾劾して、最後までたたかいぬいたのである。

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