共謀罪法撤廃! 憲法九条改悪阻止!
NSC専制=安倍政権打倒!


6・18労働者・学生統一行動

◆共謀罪法撤廃!
◆憲法9条改悪阻止!
◆朝鮮核戦争阻止!
◆日本の参戦阻止!
◆憲法九条改悪阻止!
◆共謀罪法の制定阻止!
◆日米グローバル戦争同盟の構築反対!
◆ネオ・ファシズム支配体制の強化反対!
◆NSC専制=安倍政権打倒!




首相官邸に怒りの拳

国会前



芝公園にて決起集会
 6月18日、首都・東京において、全学連と反戦青年委員会は、安倍政権による共謀罪法の制定にたいする怒りに燃えて、労働者・学生統一行動に断固として起ちあがった。安倍政権がファシスト的本性をむき出しにして強行した画歴史的な暴挙を弾劾し、国会・首相官邸に怒りの拳をたたきつけたのだ。同日決起した北海道、東海、関西、沖縄のたたかう労学と固く連帯しながら。たたかう労働者・学生たちは、安倍政権による加計・森友疑獄のもみ消しを許さず、「トランプの戦争への参戦と憲法九条改悪に突進する安倍政権をいまこそ打倒せよ!」と、怒りの拳をたたきつけた。労学の部隊は、首都中枢を戦闘的デモで席巻し、この極悪ファシスト政権に痛打を浴びせたのだ。
 

《呼びかけ文》
共謀罪法の参院強行採決弾劾!
憲法9条改悪阻止! 朝鮮核戦争阻止!

国会・首相官邸を怒りのデモで包囲しよう!
6・18国会デモに起ちあがろう!


労働者と連帯し、参戦に突き進む安倍政権を打倒しよう!


 安倍政権は、あとわずか数回の国会審議をもって、「テロ等準備罪」という名の共謀罪法案の参院採決を強行しようとしている。労働者・民衆の反対の声を踏みにじり、またしても強行採決に突き進む安倍政権にたいして、私たちは今こそ怒りを叩きつけよう! すべての学生は、共謀罪法の制定を阻止するために、国会を包囲する闘いに今ただちに起ちあがろう!
 安倍政権は今、「必要なのは対話ではなく圧力だ」などと叫びつつ、自衛隊を米軍と一体での対北朝鮮軍事行動に次々と投入している。しかも安倍政権は、「戦争放棄」をうたった憲法9条の改定に猛突進している。この安倍政権が、反戦運動や反基地運動、改憲反対運動にとりくむいっさいの団体や個人を弾圧することを狙って制定しようとしているのが共謀罪法にほかならない。まさにそれは、「戦争する国」のネオ・ファシズム支配体制を飛躍的に強化するものなのだ。
 みなさん! 私たちは今こそ、戦争へと突き進む安倍政権にたいして、断固たる反撃の闘いを巻きおこそう! 共謀罪法案の参院採決を絶対に阻止しよう! 憲法9条改悪を断じて許すな! 朝鮮核戦争阻止! たたかう労働者と連帯し、安倍政権を打ち倒そう! すべての学生は、6・18国会デモに起ちあがろう!

今日版治安維持法=共謀罪法の制定を許すな!

 共謀罪法制定阻止の闘いは、まさに今が正念場だ。参院での強行採決を阻止するために、すべてのキャンパスから共謀罪法制定阻止の巨大な闘いを巻きおこそう! 国会前で連日、抗議行動に起ちあがっている労働者・市民と連帯し、安倍政権を私たちの怒りで包囲しよう! 既成指導部が国会内での野党の追及を尻押しする運動へと闘いを解消することを許さず、労働者・学生・市民の力で共謀罪制定を阻止しようではないか!
 トランプ政権とともに対北朝鮮の戦争挑発を強行し、さらに憲法9条改悪へと突き進んでいる安倍政権は、これらに反対するいっさいの運動を破壊し治安弾圧体制を強化しようとしているのだ。そのために安倍政権は、次々と暴露されている「加計学園」の獣医学部建設をめぐる首相・安倍の関与については必死でフタをしつつ、国会審議時間を徹底的に切り縮めて、今国会中に共謀罪法案を何がなんでも成立させようとしている。断じて許すな!
 すでに日本の国家権力は、スマホでの通話やライン、インターネット使用状況などのすべてを監視・収集するシステムを米NSA(国家安全保障局)から供与され、その運用を開始している。こうした監視システムを駆使して、日本版NSCを頂点とする日本の国家権力がすべての労働者・民衆のあらゆる言動を監視し、反政府的とみなした団体・個人には「共謀」をでっち上げてただちに弾圧する――このような治安弾圧体制の創出を狙った共謀罪法制定の攻撃を、私たちは断固として打ち砕くのでなければならない。
 すべての学生は、今日版治安維持法というべき共謀罪法の制定を阻止するために、今こそ起ちあがろう!

憲法9条の改悪を絶対に阻止しよう!

 対北朝鮮戦争への参戦に突き進む首相・安倍は、2020年までに憲法9条を改定するとぶちあげ、自民党改憲推進本部の体制を増強して今年中の改憲案策定に突き進んでいる。すでに維新・公明からの「理解」をとりつけた安倍政権・自民党は、自・公・維の3党で衆参両院の議席の3分の2を制圧しているこの機に、来年早々にも改憲発議に踏みきろうとしているのだ。
 「自衛隊を明記した新たな条項を現行9条1、2項に追加する」という安倍の改憲案なるもの――まさにそれは、「自衛権」の名のもとに武力行使にうってでることを憲法上明確にし、そのための実力組織を保持することをうたいあげるというとんでもないシロモノだ。アメリカとともに世界中で戦争にうってでる軍事強国へと日本を飛躍させようとしている安倍政権は、まさにこの軍国日本の最高法規として新たな憲法をつくりあげようとしているのだ。
 私たちは今こそ、憲法9条の改悪を絶対に阻止しよう! 首相に非常大権を与える緊急事態条項の創設を断じて許すな! 来年早々にも安倍政権が強行しようとしている改憲発議を打ち砕こう!
 安倍政権は6月1日、日本海に展開する2つの米空母機動部隊に海上自衛隊の艦隊や航空自衛隊の戦闘機部隊を合流させ、空前の一大軍事演習を強行した。いまや安倍政権は、米軍とともに自衛隊を対北朝鮮軍事攻撃に参戦させる意志を固め、戦争挑発をくり返しているのだ。安倍政権による対北朝鮮戦争への参戦を断固阻止しよう!

トランプ政権の北朝鮮軍事攻撃阻止!
金正恩政権のミサイル発射弾劾!


 今、東アジアにおいては、北朝鮮が米本土に届く核ミサイルを開発することを阻止しようとするトランプ政権と、「核兵器は命と同然」と叫び核ミサイル開発にあくまでも突き進む金正恩政権との非和解的な対立のゆえに、朝鮮半島における核戦争勃発の危機が高まっている。いわゆる「ロシア・ゲート」の暴露に追いつめられたトランプ政権は、起死回生をかけて北朝鮮攻撃の衝動を高めている。朝鮮核戦争の危機は切迫しているのだ。
 みなさん! 私たちは今こそ、朝鮮核戦争の勃発を阻止するために奮闘しよう! トランプ政権による北朝鮮軍事攻撃阻止! 安倍政権の参戦を阻止しよう! 金正恩政権のミサイル発射弾劾! 同時に私たちは、習近平政権による南シナ海の軍事拠点化の策動と、これに対抗してのトランプ政権による「航行の自由作戦」の強行を許さずたたかおう! 米・中の核軍事力増強競争反対!
 朝鮮核戦争の危機を突き破る力は、国境を越えた労働者・学生・民衆の団結した力にこそある。かつて第一次世界大戦の最中に革命的祖国敗北主義を掲げて闘い、帝国主義戦争を阻止したレーニンのプロレタリア国際主義の精神に学び、私たちは、アメリカや南北朝鮮の労働者・民衆と連帯し、戦争に突き進む自国政府打倒の闘いに起ちあがろう!

私たちの怒りで安倍政権を包囲しよう!

 安倍政権がトランプ政権とともに対北朝鮮戦争への参戦に突き進んでいるこの決定的な局面において、日本共産党の志位指導部は、これに反対することをいっさい放棄している。共謀罪反対の運動においては、憲法9条改悪阻止を掲げることも、朝鮮核戦争に反対することも完全に投げ捨て、ただただ「内心の自由を守れ」と主張しているにすぎない。だが、安倍政権が対北朝鮮戦争への参戦と憲法9条改悪に反対する運動を弾圧することを狙って共謀罪法の制定に狂奔しているときに、共謀罪反対運動の方針から9条改憲阻止も対北朝鮮参戦阻止も抜き去っていては、共謀罪制定の攻撃を打ち砕くことは決してできないのだ。
 日本共産党中央は、安倍政権による9条改憲については、「海外での武力行使が無制限になる」と特徴づけている。だが、現に安倍政権が憲法9条を踏みにじって対北朝鮮の戦争挑発を強行していることにはいっさい反対しない。そればかりか日本共産党中央は、安倍政権から「共産党は自衛隊を違憲だと言っている」と攻撃されることに脅えつつ、「私たちは自衛隊の即時解散は主張していない」「急迫不正の主権侵害や大規模災害があれば自衛隊を活用する」とかと弁明しているありさまなのだ。安倍政権が「北朝鮮の脅威」を煽りつつ対北朝鮮の軍事行動に自衛隊を投入し、現に東アジアにおける戦争の危機をつくりだしているときに、この張本人たる安倍政権に立ち向かうのでなくして、弁明的に「日本防衛」の名による「自衛隊の活用」を肯定するのは、敵に塩を送ることにしかならないではないか。まさにこれは、改憲阻止闘争を内側から破壊する犯罪なのだ。
 みなさん! 私たちはこうした日本共産党系の反対運動をのりこえ、共謀罪法制定阻止・憲法改悪阻止・朝鮮核戦争阻止の闘いを巻きおこそう! 辺野古新基地建設阻止! 日米新軍事同盟の強化反対! 日本型ネオ・ファシズム支配体制の強化を絶対に許すな! ファッショ性、強権性をむきだしにして共謀罪制定・憲法改悪に突き進む安倍政権にたいして、労働者・学生・市民の団結を強め、反対運動の力で安倍政権を包囲しようではないか! 反ファシズム統一戦線の構築のために奮闘する労働者階級と連帯し、参戦と9条改憲に突き進む安倍政権を打倒しよう! 今こそすべてのキャンパスから闘いに起ちあがり、国会・首相官邸を包囲する怒りのデモを巻きおこそう! 6・18労働者・学生国会デモに起ちあがろう!(6月8日)
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