対中攻守同盟反対 憲法改悪阻止
菅日本型ネオ
ファシズム政権打倒
4・30 対国会・首相官邸・米大使館闘争
 ◆敵基地先制攻撃体制の構築反対!
 ◆辺野古新基地建設阻止!
 ◆日米仏合同軍事演習反対!
 ◆〈基地撤去・安保破棄〉めざしてたたかうぞ!
 ◆中国・習近平政権による反人民的軍事行動反対!
 ◆米中冷戦下の戦争勃発の危機を突き破れ!
 ◆米−中・露の核戦力強化競争反対!
 ◆国民投票法改定案の衆院採決阻止!
 ◆「デジタル庁」関連法の制定阻止!
 ◆政府・独占資本による労働者・学生への犠牲強制を許すな!
 ◆菅政権による感染対策の放棄弾劾!
 ◆人民に犠牲を強いる東京五輪開催を直ちに中止せよ!


六本木通り

首相官邸前(溜池交差点)
アメリカ大使館前
国会に向けて進撃 
首都中枢を反安保・改憲阻止の怒りのデモで席巻

 4月30日、全学連のたたかう学生たちは、三度発令された緊急事態宣言下の厳戒態勢を突き破り、「対中攻守同盟反対!」「憲法改悪阻止!」「政府・独占資本による学生・労働者への犠牲強制反対!」「菅政権打倒!」を掲げ、国会・首相官邸・アメリカ大使館にたいする断固たるデモに決起した。
 菅政権は、4月25日、東京・大阪・兵庫・京都の4都府県に緊急事態宣言を発した。菅政権は困窮する人民に一切の補償を行わずに切り捨てている。大阪の医療崩壊をもたらした張本人は、感染対策を放棄し、「自助」の名で医療切り捨てをおし進めてきた菅政権だ。この菅政権と、労働者やバイト学生に雇止めやシフト大幅削減などの攻撃を振り下ろしている独占資本家どもは、労働者・人民を一層の困窮に突き落としているのだ。絶対に許すものか! たたかう学生たちは怒りに燃えて首都中枢に進撃した。
 いま東アジアにおいて、台湾を焦点とした米中の角逐が激化し、戦乱勃発の危機が高まっている。こうした中で、菅政権は、日米首脳会談におけるアメリカ・バイデン政権との合意にもとづいて、敵基地先制攻撃体制の構築をはじめとする対中国攻守同盟の強化の諸攻撃を一挙にふりおろしている。さらに憲法改悪への道を開くために国民投票法改定案の衆院憲法審査会での採決を連休明けにも強行しようとしていた。
 この決定的な局面で、全学連は、「反安保」を完全に放棄し、一切の闘いを総選挙に向けた政策宣伝に解消する日本共産党中央の議会主義的闘争歪曲をのりこえるかたちで、反戦反安保・改憲阻止の火柱をぶち上げたのだ。さらには「政府・独占資本による労働者・学生への犠牲強制反対」の政治経済闘争の炎を燃えあがらせた。21春闘を不屈にたたかい抜く労働者と固く連帯し、首都中枢に、「菅政権打倒!」の雄叫びを断固轟かせたのである。

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