デジタル庁関連法の制定阻止

5・12 参院採決強行阻止に決起
 ◆参院本会議での採決強行阻止!
 ◆デジタル総監視・管理体制の構築反対!
 ◆NSC専制体制の強化を許さないぞ!
 ◆日本型ネオ・ファシズム支配体制の強化反対!
 ◆憲法改悪阻止!
 ◆菅日本型ネオ・ファシズム政権打倒!

 
 5月12日、全学連のたたかう学生たちは、菅政権によるデジタル庁関連法案の参院採決を阻止するために、国会前闘争に勇躍決起した。
 この日の参院本会議において、デジタル庁設置法・デジタル社会形成基本法をはじめとする「デジタル改革関連法案」を一挙に採決することを狙っていた。このときに日本共産党中央は、法案に基本的には賛成する立憲民主党との「共闘」にしがみつき、粛々と国会審議に応じるという犯罪的対応をとっていた。この日共中央を弾劾し、全学連のたたかう学生たちは、〈反ファシズム〉の旗高く闘いぬいたのだ。
 参院本会議開会直後の午前10時半に国会参議院前に登場した学生たちは、ただちに眼前の国会にたいしてシュプレヒコールをたたきつけた。正午をすぎ採決に反対する労働者・市民が続々と集まり声を上げる。参院では採決に先立つ討論が開始された。全学連の学生たちは、次々に発言に立ち採決強行阻止の決意を表明した。
 12時50分、菅政権・自民党は、労働者・学生の反対の闘いを踏みにじり採決を強行した。「採決強行弾劾!」「菅政権を打倒するぞ!」学生たちは、満腔の怒りを込めて弾劾の嵐をたたきつけた。
 こうして全学連は、「個人情報保護」を政府・自治体に要求するにすぎない既成反対運動をのりこえ、「日本型ネオ・ファシズム支配体制の強化反対」の旗幟鮮明に闘いぬいたのである。

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