岸田政権の反動攻撃を打ち砕け
憲法改悪阻止
日米グローバル同盟粉砕

10・17 労働者・学生統一行動
 ◆改憲案の国会提出を許さないぞ!
 ◆敵基
地先制攻撃体制の構築反対!
 ◆辺野古新基地建設阻
止!
 ◆軍事費十兆円への大増額反対!
 ◆「台湾危機」を想定した米日英豪の軍事行動反対
 ◆「反安保」を放棄した既成反対運動をのりこえたたかうぞ!
 ◆〈基地撤去・安保破棄〉めざしてたたかうぞ!
 ◆中国・習近平政権による反人民的軍事行動反対!
 ◆米中冷戦下の戦争勃発の危機を突き破れ!
 ◆「新しい資本主義」の名での貧困の強制反対!
 ◆自民党政府に抱きつく「連合」指導部弾劾!
 ◆日本型ネオ・ファシズム支配体制の強化反対!
 ◆岸田政権を打倒するぞ!
 総選挙公示直前の10月17日、首都・東京において全学連と反戦青年委員会の学生・労働者たちは、「岸田政権の反動攻撃粉砕!」「〈米中冷戦〉下の戦争的危機を突き破れ!」を掲げ、国会・首相官邸、アメリカ大使館にたいする戦闘的デモンストレーションに起ちあがった。首都における闘いをはじめとして、札幌・名古屋・大阪・福岡・那覇の各地において、たたかう労働者・学生たちは労働者・学生統一行動に一斉に決起した。
 台湾を焦点とする米日英豪と中国との軍事的角逐がかつてなく激化しているまっただ中で、岸田政権は、アメリカ帝国主義・バイデン政権に付き従って対中国の戦争遂行体制の構築と日本国軍の大増強に突進を開始した。同時に岸田政権は、「新しい資本主義」の名のもとに独占資本支援を強化し、困窮する労働者・人民にさらなる犠牲を強制しようとしている。これらの反動攻撃を押しとおすために、10月31日投開票の総選挙を制することに血眼となったのが岸田政権・自民党なのだ。
 このときに「連合」労働貴族は岸田政府の呼びかけた「新しい資本主義実現会議」なるものへの参加を嬉々として受諾したことにしめされるように、「国難突破」のために岸田ネオ・ファシズム政権を公然と支える道を選びとった。他方、日共不破=志位指導部は、「健全な日米同盟」を党是とする立憲民主党に抱きつき、「野党統一候補」としての立民候補の選挙応援に全党を駆りたてていた。彼らは日本国軍が米軍とともにくりひろげている対中国の軍事行動に反対するなどの大衆的闘いの創造を完全に放棄しさったのだ。
 こうした既成指導部の腐敗ゆえに危機をあらわにする既成反対運動をのりこえ、岸田政権の反動諸攻撃を打ち砕く闘いに総決起したのが、全学連と反戦青年委員会にほかならない。労学は、〈米中冷戦〉下で高まる戦争的危機を突き破る革命的反戦闘争の炎を赤々と燃えあがらせたのだ。

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