「安保三文書」の閣議決定阻止
12・15 首相官邸に怒りの拳
 「安保三文書」の閣議決定阻止!
 ◆先制攻撃体制の構築阻止!
 ◆改憲・大軍拡を打ち砕くぞ!
 ◆大軍拡のための増税・社会保障切り捨て反対!
 ◆国家総動員体制の構築阻止!
 ◆軍需生産の拡大反対!
 ◆日米グローバル同盟粉砕!
 ◆日本の軍事強国化阻止!
 ◆中国の威嚇的軍事行動反対!
 ◆米−中・露激突下の熱核戦争の危機をつきやぶれ!
 12月15日、全学連は、首相官邸前において、岸田政権による「安保三文書」の閣議決定を阻止するために怒りに燃えて決起した。岸田政権が翌16日にも、一片の閣議決定をもって、先制攻撃体制構築と軍事費倍増を謳う「国家安保戦略」などの文書を策定しようとしていた。それは、日本を日米一体の先制攻撃システムを持つ軍事強国へとおしあげる「戦後安保政策の大転換」にほかならなかった。まさに岸田政権は、ロシアのウクライナ侵略戦争の強行によって、アジアでも台湾を巡る米・中の戦争的危機が一挙に激化する世界の激動の下で、バイデンのアメリカと運命共同体的に一体化し、日米軍事同盟を文字通りの対中攻守同盟へと飛躍させる策動に踏み出したのだ。
 この重大な局面において、全学連は、「反安保」を放棄した既成反対運動をのりこえるかたちで、首相官邸に怒りの拳を叩きつけたのだ。

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