岸田政権による改憲・大軍拡阻止!
9・13 たたかう学生が官邸前で奮闘
 改憲条文案の策定を許すな!
 ◆先制攻撃体制の構築阻止!
 ◆辺野古新基地建設阻止!
 ◆トマホークの配備反対!
 ◆日米グローバル同盟反対!
 ◆岸田政権による大軍拡反対!
 ◆アジア版NATOの構築阻止!
 ◆ネオ・スターリン主義中国の核戦力強化反対!
 ◆米−中・露激突下の熱核戦争の危機をつきやぶれ!
 ◆
革命的学生運動破壊攻撃を打ち砕くぞ!
 ◆日本型ネオ・ファシズム支配体制の強化反対!
 9月13日、首相・岸田が第二次再改造内閣を発足させようとしていたこの日、全学連のたたかう学生は、岸田政権がふりおろす憲法改悪・大軍拡をはじめとする反動攻撃を断固として打ち砕く決意に燃えて、対首相官邸闘争に起ちあがった。
 首相・岸田は、新たな防衛相に、「安保三文書」にかんする与党実務者協議の主要メンバーとして軍事費倍増や殺傷兵器の海外輸出の推進などの旗振り役であった木原を、財務相には通常国会で「防衛力強化資金」を創設する軍拡財源法の制定をおしすすめた鈴木をすえるなど、再改造内閣の陣容を軍事タカ派の連中で固めた。この新たな布陣のもとに岸田は、8兆円を超える莫大な軍事費(24年度)を投じての大軍拡に、そして臨時国会において改憲条文案の策定に全体重をかけて突きすすもうとしているのだ。対中国・対北朝鮮の核軍事包囲網を構築せんとするバイデン政権の要求に応えて、アメリカ主導の多国間軍事同盟を担う軍事強国へと日本国家を飛躍させるために、先制攻撃体制の構築と憲法大改悪というウルトラ反動攻撃を一挙にふりおろしているのが岸田政権なのだ。
 この重大な局面で、「連合」指導部は軍事費倍増などの岸田政権の戦争政策を公然と支持し、傘下の労組から「改憲・大軍拡反対」の声があがることを上から抑圧している。日共の志位指導部は、――安保・自衛隊問題やウクライナ問題をめぐる党内対立の深刻化のゆえに――いっさいの大衆運動から逃げまわっている有様なのだ。
 この「連合」指導部や日共中央の犯罪的対応を満腔の怒りを込めて弾劾し・既成反対運動の総死滅状況を断固としてのりこえるかたちで、全学連は首相官邸前において、「改憲・大軍拡阻止! 日米グローバル同盟の強化粉砕!」の闘いの炎を燃えあがらせたのだ。

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