日米首脳会談反対！ 日米グローバル同盟粉砕！ 4・1０対首相官邸闘争に決起
◆先制攻撃体制の構築阻止！ ◆辺野古新基地建設阻止！ ◆南西諸島へのミサイル配備反対！ ◆自衛隊「統合作戦司令部」の創設阻止！ ◆米日両軍の一体化反対！ ◆殺傷兵器の輸出・兵器共同生産を許すな！ ◆経済安保秘密保護法の制定阻止！ ◆〈安保破棄〉めざしてたたかうぞ！ ◆米-中・露激突下の戦争的危機を突き破れ！ ◆岸田政権を打倒するぞ！
４月１０日、首相・岸田が訪米しバイデンとの首脳会談に臨もうとしていたそのとき、全学連のたたかう学生たちは、日米首脳会談に反対する首相官邸前闘争に起ちあがった。 　その前日に岸田政権は、経済安保秘密保護法案の衆院本会議での採決を強行した。これや南西諸島への基地建設やミサイル配備をバイデンへの手土産にして首脳会談に臨もうとしていたのが岸田にほかならない。そしてこの会談の場で岸田は、バイデンの要求に全面的に応えるかたちで、米・日両軍の司令部の連携強化＝一体化や、米軍兵器の日本での生産・整備の推進、日本とフィリピン・韓国・オーストラリアなどとの軍事協力の強化、日本の軍事技術のＡＵＫＵＳへの提供などを確約しようとしていた。まさにそれは、同盟諸国を総動員して対中国・対北朝鮮・対ロシアの軍事包囲網を構築することを策すバイデン政権に呼応し、日本の兵もカネも技術もすべて差しだすかたちで、日米軍事同盟を飛躍的に強化する策動にほかならない。 　これにたいして全学連のたたかう学生たちは、「反安保」を放棄した日共系の運動をのりこえるかたちで、〈日米グローバル同盟粉砕！　アジア版ＮＡＴＯ構築反対！〉の旗高くこの日の闘争に起ちあがった。
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