2・1 日米首脳会談反対!
〈プーチンの戦争〉〈ネタニヤフの戦争〉粉砕!
対国会・首相官邸デモをたたかう

◆ロシアのウクライナ侵略弾劾!
◆パレスチナ人民虐殺弾劾!
◆石破政権の大軍拡・安保強化阻止!
◆辺野古新基地建設阻止!
◆長射程ミサイル配備反対!
◆日米グローバル同盟粉砕!
◆安保破棄めざしてたたかうぞ!
◆トランプのガザ人民強制移住
  の宣言を許すな!
◆全米の学生への弾圧反対!
◆学費値上げ阻止!
◆学生自治破壊を打ち砕くぞ!
 2月1日、全学連は、「<プーチンの戦争>粉砕」「<ネタニヤフの戦争>粉砕」「日米首脳会談反対」「石破政権の大軍拡・安保強化阻止」を掲げ、国会・首相官邸・アメリカ大使館にたいする断固たるデモンストレーションに決起しました。
 「アメリカ第一」を国家エゴイズムむきだしで貫徹しようとする第2次トランプ政権の登場――これをインパクトにして激動し世界的戦乱の危機を深める現代世界のまっただなかで、全学連は闘いに起ちあがったのです。
 没落帝国アメリカのトランプ政権は、「アメリカをしのぐ超大国」にのしあがらんと挑戦を強める習近平の中国にたいする、危機意識にみちみちた反攻に着手しました。経済的には中国からの全輸入品に一律10%の上乗せ関税を課すとともに、軍事的には「反覇権連合」という名の対中国軍事包囲網強化に――同盟諸国への軍事分担要求を強めながら――のりだしています。

 この対中国の陣形構築のためにトランプは、イスラエルのネタニヤフに続く会談相手として「属国」日本の首相・石破を選びホワイトハウスに迎え入れたのです。まさにこのトランプと石破とによる日米軍事同盟の新たな強化が謳われようとしていた局面で、全学連のたたかう学生たちは、「反安保」を完全放棄した日共系反対運動をのりこえ、「日米首脳会談反対」「日米グローバル同盟粉砕」の旗高く首都中枢に反戦反安保の闘いを燃えあがらせたのです。
 ロシアのプーチン政権は、トランプがもちかけた「停戦交渉」のテーブルに着くまでのあいだに少しでも占領地を拡大しようと、ウクライナへの攻撃に狂奔しています。ネタニヤフ政権は、「刎頸の友」トランプの全面的な庇護のもとに、ヨルダン川西岸での軍事作戦に手を染めています。
 全学連のたたかう学生たちは、トランプ新政権登場にほくそ笑み暴虐を重ねるこの殺人鬼どもへの怒りをたぎらせて、<プーチンの戦争><ネタニヤフの戦争>を打ち砕く闘いの炎を赤あかと燃えあがらせました。
 25春闘をたたかう戦闘的・革命的労働者と連帯して全学連は、首都中枢において戦闘的デモンストレーションを断固として貫徹したのです。

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