All-Japan Federation of Students' Self-Governing Associations 
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闘いの記録 スケジュール 9月18日


 ≪闘いの記録≫
英空母クイーン・エリザベスの横須賀寄港反対!
95英大使館に緊急抗議闘争
東京オリンピック反対! 菅政権打倒!
7・19全国の学生が首都中枢をデモ





≪緊急アピール≫
 
全人民の力で自民党政権を倒せ!



   (1)

 すべての学生のみなさん!
 自民党総裁・菅義偉は、九月三日の自民党臨時役員会において、党総裁選挙(十七日告示、二十九日投開票)に立候補しないことを表明した。
 労働者人民の怒りに包まれた菅は、ついに政権の投げだしに追いこまれたのだ。
 まさに菅義偉が政権の投げだしに追いこまれたのは、この政権が、新型コロナウイルスの感染爆発と医療崩壊を招きよせてきたこと、そしてまた数多の労働者人民を困窮地獄に突き落としてきたことにたいする怒りの爆発に包囲されたからにほかならない。
 かの横浜市長選挙に端的にしめされたように労働者人民の菅政権にたいする怒りは全国で噴出した。
 そして、革命的前衛党たる革マル派は、労働者階級人民に「菅政権打倒に決起せよ」という呼びかけを断固として発してきた。全学連のたたかう学生は、全国各地で「反菅政権」の闘いの先頭にたってきた。戦闘的・革命的労働者もまた労働戦線の深部から闘いを創造してきた。
 まさにこうした日本中に充満する労働者人民の弾劾に包囲された菅は、ついにその命脈が断ち切られたのだ。

   (2)

 ネオ・ファシストたる安倍晋三に続いて惨めきわまりない政権放りだしをおこなった首相・菅義偉。「コロナ対策と経済の両立」を実現する「働く内閣」を標榜した菅政権とは、われわれが暴露してきたとおりに、独占資本のみを救済する政権にほかならない。
 この菅政権がおしすすめてきたことの第一は、「グリーン」と「デジタル」を掲げた「成長戦略」にもとづく独占資本にたいする手厚い支援とそれへの莫大な血税の注ぎこみであった。そして旅行・宿泊・交通の大資本を救済するための「GO TO キャンペーン」の強行であった。
 だがこうした菅政権の政策の実施が招きよせたものは、まさに感染の爆発にほかならなかった。「経済優先」を掲げた菅は、感染対策を完全にネグレクトしたまま「ワクチン頼み」一辺倒の対策しかとらな
かった。しかも、菅政権が「ワクチン確保」に大失敗したことによって、数多の青年層の人民をワクチン接種の「予約」さえとれないという状況に叩き込んだ。そして感染が日に日に急増していたにもかかわらず、菅政権は、労働者人民の反対を押し切ってオリンピックの開催を強行したのであった。こうしたことによって感染は大爆発し、医療崩壊の拡大のもとで重症者は増大し死者も急増している。そして、生活補償なき緊急事態宣言の全国的な拡大によって、夥しい労働者人民が路頭に投げだされている。
 にもかかわらず、困窮する人民を切り捨て、「自助」をふりかざしながら感染拡大と貧窮に苦しむ労働者人民を徹底的に踏みつけにしてきたのが菅政権なのだ。
 まさに独占資本の救済のみに血道をあげた菅政権は、日本の人民を感染爆発と貧窮の奈落に突き落とした大罪人なのだ。
 しかも、こうした独占資本救済のための経済政策をとってきた菅は、東京オリンピックをあくまで強行するために、これに反対した医療現場の従事者や政府分科会の専門家の提言などを徹底的に足蹴にしたのであった。これが第二である。まさにそれは、日本学術会議から安保法制などの戦争諸法に反対した学者を排除したのと同じように、学者や専門家の提言を無視抹殺するネオ・ファシスト性をむきだしにしたやり口にほかならない。すべての政策は政府・NSCの頂点にたつ首相が専決し・それを強権をふるって実施するという、この日本型ネオ・ファシズムの反人民性のゆえに、おびただしい数の人民が重症化し死に追いやられているのだ。
 第三に、マキャベリを信奉する正真正銘の国家主義者たる菅を頭目とする政権は、みずからが招いた感染爆発という「ピンチ」を「チャンスにする」などとほざきながら、憲法に緊急事態条項を盛りこむ憲法改悪への道をひらこうとさえした。これを突破口にして、憲法第9条の破棄をもなしとげようと血道をあげたのであった。
 そして第四に、こうしたみずからの憲法改悪や日米軍事同盟強化の策動に反対する労働者・学生の闘いにたいして、警察権力を動員した弾圧のみならず、配下の右翼ゴロツキを差しむけての集会・デモの暴力的破壊をたくらむなど、ファシズム的な弾圧をほしいままにしてきた。
 第五には、台湾を焦点として米中が激突するという〈米中冷戦〉の尖鋭化のもとで、菅政権は、老いぼれのバイデン政権とともに、日米軍事同盟をグローバル同盟として強化する策動に血道をあげてきた。横須賀米軍基地への空母クイーン・エリザベスの寄港を強行したイギリスのジョンソン政権、反中国の急先鋒であるオーストラリアのモリソン政権とともに、「軍事演習」という名において対中国の威嚇的な軍事行動に血道をあげてきた。
 困窮する人民への生活支援は打ち切ったままにし困窮のどん底に突き落としながら、こうした軍事演習や日本の軍事強国化のための武器購入費用には、莫大な血税を注ぎこんできたのが、菅政権なのだ。
 まさにこうして労働者人民を戦争と貧困と圧政のもとに組み敷いてきたがゆえに、菅政権は、労働者人民の怒りに包まれて、ついにみずからが奈落に沈んだのだ。

   (3)
 
 だが見よ! 政府の無策と無対応によっておびただしい数の感染者が自宅療養を強いられ、重症者・死者が急増しているにもかかわらず、そのまっただ中で、自民党の政治エリートどもは、次期総裁の座をかけてむごたらしい政争に明け暮れているのだ。これほど醜悪なことがまたとあるだろうか!
 横浜市長選の惨敗にしめされるように「菅は退陣せよ」の大合唱が人民の中から起きているにもかかわらず、みずからの政権の延命のために、内閣改造をおこなったうえで衆議院の解散を強行することを目論んだのが、当初のマキャベリスト菅であった。これにたいして、「自民党幹事長の任期を一年三期までに限定せよ」という要求を掲げて「菅―二階」との対決を鮮明にし、そうすることによって「菅―二階」に怨念を抱く「安倍・麻生」に媚びを売ったのが、早々と立候補した岸田であった。そして安倍・麻生は、まさにこれを利用して、菅にたいして、「(岸田ではなく)自分(=菅)を支持してほしければ、二階を切れ」と迫ったにちがいないのだ。それは、一年前に二階・菅によって追いこまれた安倍の報復戦にほかならない。
 こうして、「キングメーカー」の地位を狙う安倍・麻生によって完全に羽交い締めにされた菅は、一度は十月総選挙の一ヵ月前に党役員人事の改造を断行するという前例のない挙に出ようとした。けれども菅は、ついにみずからの「不出馬」を表明せざるをえなくなった。それは、コロナ感染爆発をもたらし総裁選挙での惨敗によって首相の座からひきずり降ろされた「史上最低の首相」として汚名を着せられるよりは、みずから「退任」し「コロナ対策に最期まで尽力した首相」として名を残したいなどという虫のいい魂胆・淡い願望にもとづくのだ。
 こうしていま、安倍は、みずからに最も近い極右の高市――「大東亜聖戦」論者にして政府に反抗するマスコミへの「停波」さえ主張するネオ・ファシスト――を担ぎだそうとしているのだ。「史上初の女性首相誕生」によって十月総選挙での自民党の大敗北を少しでもやわらげようという魂胆にもとづいて。〔ちなみに河野太郎にたいして、派閥領袖・麻生は「今は時期尚早だ。今首相をやっても泥をかぶるだけで短命に終わる」と説得している。〕
 われわれは、労働者人民が塗炭の苦しみをなめさせられているときに、権謀術数を弄してむごたらしい権力闘争に血道をあげている自民党政権の延命策動を断じて許してはならない。
 われわれは、労働者階級・学生の敵である自民党政権を絶対にうち倒すのでなければならない。全学連のたたかう学生は、たたかう労働者階級とともに、日本のすべての人民に「自民党政権打倒の闘いに起て!」と呼びかけを発して、ただちに猛然と闘いにうってでようではないか! すべての学生はともに起ちあがろう!

   (4)
 
 われわれはすべての労働者・学生・人民に呼びかける。すべての人民は、自民党政権を打倒するたたかいに今こそ起ちあがれ! いまこそ労働者階級人民の階級的団結の力で自民党政権をうち倒せ!
 「菅の退任」に浮かれたち議会主義的な腐敗をあらわにする日本共産党の不破=志位指導部を弾劾し、すべてのたたかう学生は、キャンパスから、街頭から、ただちに闘いに総決起せよ!
 今こそ、全学連は、労働戦線でたたかう労働者と連帯して、全国から進撃を開始しようではないか!
    (2021年9月5日)


  


【声明】
「日本学術会議」会員の任命拒否を許すな!
 菅政権のファシズム的な言論封殺反対!

                          

 2020年10月6日 全日本学生自治会総連合(有木委員長)


(1)すべての労働者・学生・知識人・文化人のみなさん!
 首相・菅義偉が、「日本学術会議」の新会員6名の任命を「拒否」するという挙にでた。安倍前政権の官房長官として菅みずからがおしすすめてきた安保法制という名の侵略戦争法、共謀罪法・秘密保護法、辺野古新基地建設の強行にたいして異を唱えてきた6名の学者・研究者たちを、菅は強権をふるってパージしたのだ。まさにこれは、「学問の自由」「言論・表現の自由」をも公然とふみにじるファシズム的な言論封殺以外のなにものでもない。断じて許すな!
 全日本学生自治会総連合は、全国のすべての学生に訴える! 全学連の旗のもとにたたかう全国の学生自治会は、大学院生・教職員とともに、「『日本学術会議』会員の任命拒否を許すな!」の闘いの嵐を巻きおこせ! すべての学生は、学生自治会や文化団体連合会のもとに団結し、また有志の反戦団体に結集し、菅政権にたいする闘いに起ちあがれ! 教職員組合をはじめとする労働組合においてたたかう労働者たちと連帯して、菅政権を包囲する巨大な闘争を燃えあがらせようではないか!

(2)菅は、軍学共同の兵器開発などに反対する学術会議を統制するために、内閣官房・NSC(国家安全保障会議)に登用した警備・公安出身者(官房副長官・杉田など)を手兵として学術会議の全会員の研究・言論・思想を調べあげ、「反政府的」とみなした6名の学者を狙い撃ちにして追放した。まさに菅政権は、学術会議を国家的統制のもとに組みしくとともに、学問・研究に携わるすべての大学生・大学院生・教職員が政府の戦争政策に反対することを封殺しようとしているのだ。それは、国家に奉仕する“戦争翼賛学界”をつくりだす策動に、菅政権がのりだしたことを意味する。いま首相・菅が強権をふるっておしすすめている日本型ネオ・ファシズム支配体制の強化は、政・財・官・労にくわえてマスコミ・学界からなる〈鉄の六角錐〉の強化として、ますますその全貌をあらわにしつつあるのだ。
 かの731部隊をはじめとして、戦前の学界が軍国主義日本の侵略戦争に総動員された血塗られた歴史の再来を、絶対に許してはならない! 菅政権による学界へのファシズム的統制の一挙的強化を断固として打ち砕け! 軍学共同研究の推進反対! 今こそ、〈反ファシズム〉の闘いに起て! 
菅政権はNSCを司令塔として学界への国家的統制の強化にのりだすとともに、マスコミへの報道統制に狂奔し、あらゆる言論・表現活動の圧殺をも狙っている。すべての学生は、学者・研究者、文化人・表現者など各界で声をあげる人々とともに、菅政権による言論統制・報道統制の強化に断固反対してたたかおう! 「デジタル庁」の新設をテコとした国民総監視体制の構築にも反対しよう!

(3)すべての労働者・学生・知識人・文化人のみなさん! 今こそ、あらゆる戦線から、菅日本型ネオ・ファシズム政権にたいする断固たる闘争を巻きおこそうではありませんか!
菅政権が研究・言論・表現活動への統制を一挙に開始したのは、アメリカとともに戦争をやれる軍事強国にふさわしい国家総動員体制の構築をたくらんでいるからなのだ。菅政権が「敵基地」(=北朝鮮・中国)を先制攻撃できる日米共同の軍事体制を構築しようとしていることに断固として反対しよう! 「戦争放棄・戦力不保持」をうたう憲法第9条の改悪を絶対に阻止しよう! 首相に「非常大権」を与える緊急事態条項の創設を許すな!
 菅が叫びたてる「自助」なるものは、ファシスト的な滅私奉公の精神そのものにほかならない。それは、コロナ・パンデミックのもとで独占資本家どもによる解雇・賃下げ攻撃によって貧窮に叩きこまれている労働者・人民に「国家に頼らず野垂れ死ね」と宣言するものではないか! こうした政府の貧窮人民切り捨て策に異を唱える者を根絶やしにしようとしているのが菅なのだ。コロナ・パンデミックのもとで、アメリカをはじめとする諸国ではネオ・ファシズム的な強権支配が強化され、ネオ・スターリン主義中国でも人民総監視と強権的弾圧体制がいっそう強化されている。菅政権もまた、労働者・学生への圧政をほしいままにしている米欧や中国・ロシアの権力者を横目でみながら、強権的=軍事的支配体制を一段と強化する攻撃をうちおろしてゆくにちがいない。このファシストの攻撃を断固として打ち砕け!
 すべてのみなさん! 戦争と貧困と強権的支配に断固反対して、全国から総決起しよう! 労働者階級を中核とする〈反ファシズム統一戦線〉を築くために奮闘する労働者と連帯してたたかおう! 今こそ、〈反ファシズム〉の戦列を強固に・広範に創造し、菅政権にたいする断固たる闘争にうってでようではありませんか!  (10月6日)
 
                               

  
全学連が2020年4月24日に発した緊急声明です。

安倍政権による困窮学生の切り捨てを弾劾せよ!
政府はただちに学費を無償化し学生生活への補償をおこなえ!

〈パンデミック恐慌〉下で苦闘する全国の学生は団結せよ!


                          
全日本学生自治会総連合
(1)
 首相・安倍が新型コロナウイルスの「感染拡大防止」策として発した「緊急事態宣言」にもとづいて、政府および各地方自治体の長は、外出自粛と全国の商業施設・飲食店事業者などにたいする「休業」要請をおこなっている。緊急事態宣言の対象地域が全国に広げられてから一週間以上がすぎたこんにち、全国各地で企業経営者に解雇された夥しい労働者が路頭に投げだされ、零細事業者は廃業の危機にたたされている。
 「休業」要請に応じた諸企業の経営者によって、アルバイトによって学費や生活費を捻出してきた多くの学生たちもまた解雇されたり、あるいは内定取り消しに直面したりすることによって、彼らは困窮のどん底に突き落とされている。
 学生たちはいま口々に、「食費は一日200円」「部屋の電気もつけられない」「学費などとても払えない、退学するしかない」などの悲痛な叫びをあげている。
 政府の「緊急事態宣言」発令によって、学生たちが日々の食費や月々の水光熱費を支払えないほどの生活苦にたたき込まれているにもかかわらず、安倍政権は、学生にたいする学費減免や学生生活支援などの補償を一切おこなおうとしていない。
 前期の学費納入期限が刻々と迫るいま、学生を切り捨てる安倍政権によって、学費や生活費が賄えず退学に追い込まれてしまう学生が日々続出しているのだ。
 この緊急事態に際して、全学連は、苦闘する全国の学生に訴える! 学生たちを困窮に追いこみ切り捨てる安倍政権を徹底的に弾劾せよ! 大学の学費値上げを許すな! 安倍政権は「休業要請」によって生活苦につきおとされた学生にたいする即時・無条件の生活補償をおこなえ! すべての学生の学費を無償化せよ! 
 全国の大学において、全学連のたたかう学生は、学生の生活補償と「学費の無償化」を安倍政権にたいして要求する闘いを断固として創造している。すべてのたたかう学生は、今こそこのうねりを日本全土へとおし広げよ!
 全国290万の学生諸君! 今こそ、各大学の学生自治会やサークル連合体などの学生自治組織の団結を強化しつつ、安倍政権による大学生にたいする犠牲の強制に反対する闘いを創造せよ! 一人の学生も退学に追いこまれることのないように、困窮する学友への支援をくりひろげよ! 全学連のたたかう学生は、全国学生の最先頭において奮闘せよ!
 いまや全国の多くの大学が「休業要請」の対象となり、学生会館やキャンパスそのものが長期にわたって封鎖されている。若年層への新型コロナウイルスの感染拡大をくいとめるためにも学生がキャンパスに結集できない、というかつてない状況にあって、わがたたかう学生たちは、敢闘精神を燃えたぎらせ創意性を発揮して、学生自治会やサークルに結集する自治会員・サークル員どうしの団結を強め、日夜奮闘している。
 困窮に叩きこまれ苦悩しながらも懸命に日々生きぬいている全国の学生諸君! 今こそ団結を固め、あらゆる困難をのりこえ奮闘しよう!

(2)
 貧窮を極める学生の現状を前にして、一部の大学当局者たちは、学生たちにたいして、一日1000円=月3万円の生活費を給付したり、米を現物支給したりしはじめている。だが、学生たちを今日明日の生活に苦しむほどの困窮に追いやり絶望に突き落としている張本人である安倍政権は、いったい何をやっているのか! 学生への生活補償をすべて各大学任せにし、みずからは一切おこなおうともしていないではないか!
 全国の学生諸君! 困窮学生を切り捨てる安倍政権を満腔の怒りを込めて弾劾せよ! 政府はただちに直接・無条件で学生への生活補償をおこなえ!
 政府・文科省は、各大学当局にたいして、「感染対策」のために前期の授業の多くをオンラインでおこなえ、と通達している。だが、オンライン授業の導入にともなって必要となる、パソコンの購入費・レンタル費などについても、安倍政権は一切学生に支援していない。収入が大幅に減少している学生とその親に、ただでさえ高額な学費に加えてこれらの追加費用をすべて自分たちで賄え、と突きつけているのだ。
 安倍政権はただちに、政府がうちだした「感染対策」にともなう就学家庭の生活費用をすべて補償せよ!
 そしてわれわれは、この期におよんでも安倍政権が各国立大学の学費を大幅に値上げさせることを企んでいること、各大学当局による学費設定の「自由化」なるものを強行しようとしていることを徹底的に弾劾する! 学生を苦しめる学費値上げを粉砕する闘いに、全国の学生は起て!
 現在文科省は、国立大学について年額53万5800円という「標準額」を設定しており、各国立大学はこの「標準額」より2割高い64万2960円を上限として学費を設定するとされている。この「上限」枠を取り払おうとしているのが安倍政権なのだ。「休業要請」のもとで多くの学生がアルバイト先から解雇され生活苦に叩きおとされている今この時に、国立大学の学費大幅値上げ策をなおも推進するなどということを断じて許してはならない!
 全国の学生諸君! 安倍政権による学費値上げ策動を全国学生の闘いの力で粉砕するために、今こそ闘いの爆発をかちとれ!
 同時にわれわれは、安倍政権による国立大学にたいする運営費交付金や私立大学にたいする経常費補助の削減に断固として反対するのでなければならない。
 政府・文科省は、運営費交付金の大幅な削減(1400億円の減)をつうじて、「標準額」より高い学費を学生から徴収するように、各国立大学当局に迫ってきた。こうした政府・文科省の指導に従った千葉大・一橋大などの5つの国立大学当局は、19年度・20年度の2年間に、実に約10万円もの大幅な学費値上げを強行した。
 私立大学にたいしても、安倍政権・文科省は、各大学の経常費に占める補助金の割合を、最大時の約29%(1989年)から10%以下にまで削り落としている。いまや私立大学の学費は、文系学部では平均約100万円、理系では100万円をはるかに上回っている。
 全国の学生諸君! 安倍政権・文科省による交付金・経常費補助の削減に反対し、国公私立大学の一切の学費値上げを粉砕せよ! 学費の無償化をかちとるために、闘いのうねりを全国からまきおこせ!

(3)
 いま各企業の資本家どもは、学生にたいして内定取り消しを次々に突きつけている。卒業と同時に失業者となって路頭になげだされてしまう学生が後を絶たない。われわれは、資本家どもがふりおろしているこの攻撃をうち砕くために起ちあがるのでなければならない。
 〈パンデミック恐慌〉下において、独占資本家どもは、己の生き残りのために一切の犠牲を労働者に転嫁している。大量首切り・雇い止め攻撃によって、かつてないほどの夥しい労働者・勤労人民が、そして新卒者が職を失い奈落に突き落とされている。にもかかわらず、困窮する人民の生活を補償することを頑として拒み続け、危機に陥った独占資本を救済することのみに狂奔しているのが安倍政権にほかならない。まさに貧しき者への棄民以外のなにものでもないではないか。
 われわれは、ブルジョアジーによる大量首切り・雇い止めをうち砕くために闘いに起ちあがっている労働者と連帯し、労働者・学生・人民への一切の犠牲転嫁に反対してたたかうのでなければならない。
 そして同時にわれわれは、安倍政権による憲法改悪の策動を断固として粉砕するのでなければならない。
 「緊急事態宣言」を発したその日に、首相・安倍は、「(『緊急事態条項』などの自民党改憲案は)きわめて重く、重大な課題」などと叫びたてた。このことのなかに、日本の人民が新型コロナウイルス禍に苦しんでいる時に、これに乗じて改憲に道を開こうという安倍の悪辣な野望がはっきりと示されているのだ。
 「財産権」「集会・結社の自由」「言論の自由」などの民主主義的な諸権利を労働者・人民から根こそぎ奪い去るとともに、憲法九条を改悪することを企んでいるのが、安倍日本型ネオ・ファシスト政権なのだ。
 われわれは、この安倍政権の改憲攻撃を絶対に打ち砕くのでなければならない。
 安倍政権・防衛省は、労働者・人民に困窮生活を強きながら、巨額の予算を注ぎ込んで沖縄・辺野古への米軍新基地建設の工事を連日強行している。
 安倍政権はただちに辺野古への基地建設を中止せよ! 高額の米軍兵器の大量購入を直ちにやめよ! すべての学生は、日米新軍事同盟の強化に断固として反対せよ!
 パンデミックと恐慌とが相乗するかたちで進行するという人類史的な危機のもとで、アメリカ、欧州、日本などの各国の独占資本家どもは、己の生き残りのために、労働者にたいする大量首切り、雇い止めの攻撃に狂奔している。全世界各地で夥しい労働者人民が路頭に放り出されている。困窮に追いやられた貧しき者から貧しき者へと新型コロナウイルスの感染はひろがってゆき、いまこのときも多くの人民が命を落としている。
 この世界史的な危機のなかで、全学連は、すべての日本の学生に呼びかける!
 生活苦に叩きこまれている全世界の学生と連帯し、また感染の危険にさらされながらも人民の命を守るために最前線で奮闘する医療労働者と、そして失業と貧困、圧政のもとで苦闘するすべての全世界の労働者・人民と連帯し、労働者・学生を奈落に突き落とす全世界の権力者どもをうち倒そうではないか! 
                               

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